映画【バトルフィールド】セピア調で重厚なイングランドの復讐史劇(ネタバレ感想)

投稿者: | 2020年9月4日

バトルフィールド


(C)Saxon Distribution Limited 2014/映画.comより

公開年:2005年
制作国:イギリス
原題:Sword of Vengeance
監督:ジム・ウィードン
製作:ルパート・プレストン
製作総指揮:アラン・ニブロ、ジェームズ・リチャードソン
ナイジェル・ウィリアムズ、マシュー・リード
出演:スタンリー・ウェバー、エド・スクレイン
アナベル・ウォーリス、カレル・ローデン、他
レイティング:R15+

STORY
征服王ウィリアムにより制圧され、10万人ものサクソン人が虐殺されたイングランド。
ある時、圧政をしく領主デュラント卿に苦しめられる農民たちの前に、
放浪者シャドウ・ウォーカーが現れ、兵士たちを倒してデュラント卿の息子を人質に取る。
シャドウ・ウォーカーは、かつて父を叔父のデュラント卿に殺され、
国を奪われたノルマン貴族の王子で、農民たちは彼をリーダーに砦を築き、軍勢との最終決戦に臨む。

(映画.comより)

いよいよ引っ越しをしたものの1週間以上ネットが繋がらなかった悲しいビターです。
職場ではニュースサイトすら閲覧履歴として計算されるので何も見れず、
データ量が気になりあんまりスマホでも見れず。
一気に時代から取り残された感が強かったな。今は超便利。

さて、本当にたまたまなんですけど、前回のレビューから2作並ぶ形で
原題に「ベンジェンス」が入った、つまり復讐映画が続いてしまいました。
ちなみに当初は作中では、復讐という部分が伏せられていました。いきなりネタバレ。

結末含めてネタバレしています!

セピア調の歴史映画

色弱の私には大変助かるセピア調の映画で、
この話自体はフィクションだと思うのですが、
イングランドの歴史部分が主軸なので歴史映画とさせて頂きます。
いわゆる白黒の日本の時代劇をイギリス版にした、
という感じの世界観がまた重厚で映像美に惹かれます。


(C)Saxon Distribution Limited 2014/映画.comより

ちなみにセピア調な世界で90分間ひたすら戦闘が行われるので、
「名探偵コナン」のアニメ初期のようなどす黒い血が随所に出まくるので、
残酷なシーンも一部ありますし、それはそれで衝撃的な感じです。
確かに、白黒の時代劇とかの黒い血って、なんだかやたら残酷なんだよな……。

シャドウ・ウォーカーがカッコいい!

主人公のシャドウ・ウォーカー(スタンリー・ウェバー)。


(C)Saxon Distribution Limited 2014/映画.comより

最初は何故、自分を痛めつけた農民たちを味方するのか、
そういう疑問点を持ったまま戦闘が続いていきますが、
彼の佇まいとか、本当に痺れるカッコ良さです。

いいな、助けた女性との恋。憧れる。非力な俺には無理だ。

シャドウ・ウォーカーは助けた強き女性、
アナ(アナベル・ウォーリス)と中盤で恋に落ちます。


(C)Saxon Distribution Limited 2014/映画.comより

いやー!いいね!強い男と女の不器用な恋。
(というか、いきなり肉体関係

彼女率いる農民軍団にシャドウ・ウォーカーは加わって
領主との戦争をする事になるのですが、
彼はあくまで目的は復讐で、そのいいタイミングだったので
途中で復讐のためアッサリ戦線離脱してしまい、その恋も終わる……。

のだが最後ちゃんと戻ってくるところとかとてもいい!

ラストは壮大なバトルと悲しき別れ

凄まじい数の敵軍に対して全く数が足りない農民側が、
知恵を絞って拮抗状態で戦う、そんな本作のクライマックスシーン。


(C)Saxon Distribution Limited 2014/映画.comより

なんか、シャドウ・ウォーカーの編んだ髪とか、
白黒に近い感じとか、日本のチャンバラ映画っぽいと書かれてましたが、
この多数に対して少数での戦い、という感じもまさしくそれっぽいですね。

途中でバーサーカーみたいな敵が出てくるなどの展開もありながら、
ハラハラするバトル、そして復讐劇、色々と目まぐるしいです。

シャドウ・ウォーカーは復讐を果たすものの、
アナは戦いの中で命を落としてしまいます。
遠くから葬儀を見つめて無言で旅立つシャドウ・ウォーカーは、
短い間で生まれた絆や愛を感じさせるだけではなく、
戦争により大切な人を失う悲しさで満ちたラストでした。

まとめ

真面目なバトル映画なのでツッコミどころも全くなく、
規模の小さな1つの戦闘にクローズアップした作品なので短い本編ですが、
真摯に作られた重く、そしてなんだか寂しさに満ちた映像と共に、
あっという間にラストまで駆け抜けていく感じです。

そうですね、やっぱり規模が小さいという事なので
少しコンパクトな世界観に感じる部分もあるかもしれないですが、
セットなども少なく平原や森でのシーンの多さが逆に
生々しい本当の歴史のワンシーンを見ているようで、
そういう意味ではやっぱり重厚な映画だったなと思います。

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