映画【ブラインド・フィアー】ある理由で敵が強そうなのに弱すぎサスペンス(ネタバレ感想)

投稿者: | 2020年7月7日

ブラインド・フィアー


IMDbより

公開年:2013年
制作国:アメリカ
原題:Penthouse North
監督:ジョセフ・ルーベン
製作:デビッド・ローヘリー、ジョセフ・ルーベン、他
製作総指揮:ジョン・シフマン、マイケル・キートン、他
出演:ミシェル・モナハン、マイケル・キートン
バリー・スローン、他
レイティング:PG12+

STORY
アフガニスタンの戦場で失明してしまった報道写真家のサラが暮らすニューヨークのペントハウスに、
教養はあるが残忍な性格のホランダーと、拷問を得意とするチャドという2人の犯罪者が押し掛ける。
2人はペントハウスに隠されているという盗まれた財宝を探しており、
財宝を盗んだサラの恋人を血祭にあげる。
サラは2人の男を相手に、盲目の女性ならではの発想で反撃を開始するが……。

(映画.comより)

引っ越す事になったケント・ビターです。
色々片付けないといけないし、部屋も探さないと!
と思いながらも、なんかワクワクするのが引っ越し。
……なんだこの当たり前の数行は!いい歳して上京前の学生みたいな事言うな!

結末を含めネタバレしています!

あらすじとかだけ読むとすごい辛そうな話

戦場で爆破テロに巻き込まれて失明したサラ(ミシェル・モナハン)が、
強盗2人に襲われて恋人が盗んだ宝石のありかを尋問される、
というあらすじと、あと僕が観た配信サービスのサムネイルがこれ↓なんですが


(C)2012 PENTHOUSE NORTH PRODUCTIONS INC./映画.comより

めちゃくちゃ拷問されてそうなキツそうな画像です。
まるで手術台の上に寝かされて何かされそうな感じ。
(実際は拷問されてるっちゃされてますけどね、水責めをされました)

だけど、実際には想定していた流れと大幅に違いました。

アッサリ逃げられる若手とやり手っぽいベテラン

サラが外出している間に、若手の敵:チャドが自宅に侵入。
金を奪って逃げたサラの恋人を殺害し、サラをじっと待つ。

目が見えない為、彼氏がスプラッタ―状態で死んでいる事に全く気付かず
シャワーを浴びるサラにチャドはタオルを差し出すなど謎の気遣いをしつつ、
サラもサラで、ギャグかと思えるくらい彼氏の遺体と血の海を
うまい具合によけながら普通に生活するのを、
のんびりと様子見しているチャド

サラが遺体にやっと気づいた後に襲ってくるのだけど、
なんかこの時点でチャドが若干ポンコツっぽい気がしてくる。

その予想は当たり、サラを一度拘束して尋問開始するも、
割とアッサリ部屋から逃げられ、しかも殺す必要ないと思うのに
わざわざ通りがかったマンションの管理人を殺害したので
その間にサラはあっさりマンションから脱出。

ブラインド・フィアー 完

とはならず、刑事のフリをしたもう1人の敵、ホランダー(マイケル・キートン)が
サラを言葉巧みに自宅に戻してしまい、第2ラウンド開始。
あるよなー、こういう監禁されるタイプの映画でいったん逃げ出したのに
また捕まってしまう絶望パターン。

俺達が絶対勝つと思うだろ?

よく分からない隠し財宝の在り処を詰問されるサラが不幸というか、
それよりも目が見えない中、殺人も厭わない悪党2人に自宅で襲われている状況、
(脅しで物をわざと落として大きな音でサラを追い詰めたりもする)
邦題の「ブラインド・フィアー」がまさしくマッチする絶望的展開。

そんな悪党2人。実は……。


(C)2012 PENTHOUSE NORTH PRODUCTIONS INC./映画.comより

そう。このいかにもなイカつい2人。弱点がある。それは……

すぐ仲間割れをする。

最初にサラを取り逃がしたチャドをホランダーは下に見てるし、
チャドも不満気な感じなので、チームワーク感が全くない。

おまけに、サラを脅すためにホランダーが愛猫を高層ビルから投げ捨てますが、
(念のため先に言うと、猫ちゃんはラストシーンで無事でした!しかも無傷!
キャット空中3回転でもしたのかな……古くてすいません。俺も何故知ってるか謎)
拷問大好きで人殺しOKなチャドがなんかキレて
「だんででごをごろずんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
(藤原竜也訳:何で猫を殺すんだよーーー)
と掴みかかったり、行動原理が結構謎です。

キーパーソンは真実に近い刑事と妻(サラの姉)

作中序盤から登場する妊婦のサラの姉とその夫の刑事。
実はその刑事がサラの彼氏の正体に肉薄するんです。

そして2人は、カウントダウンパーティをするためサラの家へ……。

うん、目の見えないサラが自力で敵を撃退するのは無理そうだから、
完全にこの2人の終盤の登場が物語のターニングポイントになるね!!
早い段階から彼氏を怪しんでいた姉の旦那、伏線回収待ってたよ!!

と思ったら。

ホランダーに脅迫されたサラが2人を家に入れる事が出来ず、
しかも臨月の姉が突然産気づいて「いったん部屋入れて!」となるのに、
「いや、ちょいそれも無理!彼氏と喧嘩してるから!ごめんねごめんねー!」
といかにも嘘な言い訳を連呼。姉の旦那、今こそ刑事の勘で中に突っ込め!!

が。

あっさり病院に行く為に2人とも退場。

そしてその後、一切登場せず。

最後まで観て一番のズッコケポイントでした。
これぞフラグクラッシャー!いいね!

ラストはアメリカ映画でたまにある女性が覚醒して1人で全部片づけるやつ

チャドがホランダーと揉めて死亡し(結局なんだこの2人組の仲の悪さは)、
色々端折りますがサラも突然覚醒し、逆にホランダーを精神的に追い詰めて
アッサリと勝利して終了します。

いやまあ、敵側が2人でしかも仲間割ればっかりなので
戦力は0.5人分くらいなのかもしれないが、
にしても、サラの覚醒ぶりは後半すごかったですね。
序盤は杖なしで歩いて事故に遭いそうになるシーンもあったのに、
後半はテラスの階段とかシュバババっと駆け上がったりしていたので、
なんか視覚以外の五感が鋭くなったのだと解釈するしかない。

ちなみにラストの驚きの展開は、サラの彼氏が隠していた宝(宝石)が
実は自宅の製氷機で水と一緒に凍らせて保管していた事が発覚し、
しかもサラが何食わぬ顔でそれを最後にまた製氷機に戻すんですよね。
つまり、彼氏の悪事を知っていたのか!という衝撃の終わり方でした。
完全に何も知らない突然の被害者だったサラも、後半の覚醒ぶりを見ると
実はとてもしたたかなんだなと思えるので、人って色々な方向から
それぞれ違う表情が見えるんだなと呑気に思った次第です。

まとめ

後半めちゃくちゃ端折って書きましたが、こんな話でした。
舞台のほとんどが3LDKくらいのマンションの部屋なわけで、
それをたった3人+1匹で展開されて飽きずに観れて満足!
勿論、サラの目が見えないという設定があまり重要な気がしないが、
(上に書いたように見えているかのように後半活躍するし、
結局男2人に襲われている女性というだけで緊迫感は充分ですからね)
最後のサラが実は悪女!というところまで起承転結がしっかりあって、
姉夫婦の存在意義と猫の無敵ぶりは気になってしまったものの
ミシェルさんの美しさにしっかりと惹かれた次第でした!

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