映画【処刑島 みな殺しの女たち】すんドめが原因のバトルロワイアル(ネタバレ感想)

投稿者: | 2020年5月27日

処刑島 みな殺しの女たち


IMDbより

公開年:2012年
制作国:アメリカ
原題:Black Rock
監督:ケイティ・アセルトン
製作:アデル・ロマンスキー
製作総指揮:ミッキー・リデル ピート・シレイモン
マーク・デュプラス、ジェイ・デュプラス
出演:ケイティ・アセルトン 、レイク・ベル
ケイト・ボスース、ウィル・ブビエ、他
(映画.comより)

STORY
仲違いした親友アビーとルーの関係を修復するため、
サラは互いが来ることを内緒にして2人を無人島でのバカンスに誘う。
島に到着してもなかなか2人の溝が埋まらない中、彼女たちは鹿狩りを楽しむ3人の元陸軍兵と遭遇する。
その夜、悪酔いしたアビーはその一人を口説くが、いざ迫られると激しく抵抗し、石で殴り殺してしまう。
怒り狂う仲間2人に捕まったアビーたちは隙を見て逃走し、島から脱出しようとする。

(洋画専門チャンネル ザ・シネマより)

原題の雰囲気を1ミリも受け継がない日本版タイトルが気になり、
あらすじを読まないで観るクセがあるのでなんとなく観始めたら
結構短いので気付いたら終わっていたという映画でした。
何が話のキーになっていくのか不明だったのですが、やはり80分は短いっすね。

結末含めネタバレしています!

このタイトル(あくまで邦題)から中身を予想してみせる!

女性3人がメインキャラとなる作品で、その内のルーという女性が
昔アビーという女性の婚約者を寝取ったので犬猿の仲になっているので、
間にいるサラさんがその仲直りの女子旅しようよっ!無人島で!
という感じの話でした。

なるほど!邦題から私は閃いた。
無人島に来たって事は、そこにいる原住民に襲われる
『グリーン・インフェルノ』的な作品なのかな!?

もしくは、ルーもアビーも無人島で喧嘩しまくっているから、
せっかく良好な関係に戻そうとしたサラを巻き込んだ
女性3人のバトルになるのか?

こんな感じでいい雰囲気のガールズトークをしていたのに

IMDbより

何年もの前の事ですぐギスギス喧嘩になる。

IMDbより

うん、やっぱり女子同士のバトルになりそうですね。
と思ったら、違いました。なんだこの報告!

女性の部屋に入れてもらってハグしようとしたら、
「そういうつもりで部屋に入れたんじゃないのに!」って言われたら困るよね。

無人島にいた元兵隊の3人組男性と出会い、急遽合コンっぽい雰囲気になる。
そんなうまい話があってたまるか!羨ましい!と思ったのは内緒だ!


IMDbより

上の画像の通り彼らはジャンキー気味のキャラ達でヤバめですが、
どっちかという女性陣の方から歩み寄る感じ。
というのも、なんか偶然だけど女性陣の誰かの同窓生の弟が真ん中の人みたいで。
ただしこの設定は全く作中に関係してこないから覚える必要はない。
本当に単なる偶然、で終わりだ!

そして、キャンプファイヤー中にアビー(寝取られた人)が
男をめちゃくちゃにアピールし、いわゆる
「2人でバックれちゃう!?」的な感じで森の中に消えます。

そして、アビーの方から超全力でイチャイチャ。

最初は男の方も、やたら誘惑してくるお姉さまに困惑気味ですが、
KISSしたタイミングでもう止まらなくなり、ついにその先へ……!

「ちょ!そこまではあたしやる気ないから!」
と断るアビー。

えっ!なにそれ!!

いわゆる「そんなつもりじゃなかったのに」っていうやつです。
女性って本当にわからん!!!
まあ、少しイチャイチャする程度のボディタッチの後の拒否なら
まだこの拒否でも通じるかもしれませんが、
アビーは極端までに、もはや奪ってくれ!レベルで求めているくらいのグイグイなんですよね。

すんドめ、いや、寸止めをくらった男の方はどうしてももう鎮めるのは無理なんで
半ば無理矢理な感じでアビーを犯そうとしたところ、
抵抗するアビーに石を頭にぶつけられ、アッサリ死亡。
サスペンスドラマでよくある
「マウントを取られて首を絞められている側が、
近くにある硬い灰皿に手を伸ばしてそれで叩き殺す」
というテンプレなやつと全く同じ展開です。

急に男VS女の殺し合い

映画だと女性の味方になってくれそうなビジュアルの右側の男が、
「あいつは俺達にとってのスゲー奴だったのに!ちくしょおおお!!」
と突然キレて、持ってきていた銃で女性陣を皆殺しにしようとします。
そして、女性陣は無人島をひたすら逃げ回る。

そう、そういう話でした。
つまり、舞台と武器があるので突然発生的に始まったバトロワです。

そもそもの原因を作ったアビーや、それを誘発する寝取られをしたルー。
しかし、サラだけは何一つ悪い事をしていない。

それなのに、サラだけが結構早いタイミングで殺されてしまいます。
(倒れたまま全くその先の話に触れられないので生死不明でしたが、
ラストシーンまで出てこないので多分死んでいる)

僕はひとつ残念に感じました。

女性陣3人のうち、アビーとルーは外見が似ているんです。
だから、サラが退場してしまった時点で
残りの2人の判別が難しい。

暗くて分りづらいかもしれませんが、全裸のアビーとルーです。

IMDbより

しかも、唯一どっちがどっちかを判別するのに使っていた洋服ですが、
途中で水に入り寒くなってしまったので凍えないように
2人とも全裸になります。かなり長時間。
まさかのヘアヌードシーンまでありますが、レイティング指定は見たところなさそう。
シリアスなシーンだから性的な意味合いがないという事なのだろうか。
レイティングの基準が最近よく分からないケント・ビターです。

まあそんなわけで、全裸だと尚更判別しにくいもので、非常に困りました。
ただ、最終的な話ですがどっちがどっちでもあんまり関係なかったです。
要はシンプルに女性2人VS男2人の戦いなだけだったので。

やっぱりレイティング指定はいるぞ!最後は結構グロい

最終的に左側の男(当初は一番冷静な、特に悪そうな奴じゃなかった)も退場し、
右側の男とルーアビのバトルになりました。
男側は銃を持っているから一晩頑張って逃げたのですが、
埒が明かないのでやり返そうとしたところ、泥仕合のような感じで
男が女をボコボコ→もう1人の女がやり返す→今度は男がそっちをボコボコ
→もう1人の女がやり返す→今度は……

という中盤の探り探りの鬼ごっこから比べるとノープランなボコボコタイム。

途中、女性陣が刺されたりとか、かなり致命傷になりますが
結果的には女性側の勝ち。

すいません、あっさりと結末を書いてしまった俺がいる。

戦いの終盤になるとはみんな血だらけだし、
しかも昼間の野外でのバトルなんでグロさが目立ってキツイ。

そして、ラストは船で島から出て、

終わり。

まとめ

ラストをさらっと書いたのは理由があって、
生き残ったアビーとルーは、最後にはもはや血と返り血にまみれ、
険しい目で島から出るのです。

そもそもこの話、誰が原因でなんでこうなったんだろうか、
と振り返ってみると善悪(というか悪)が誰だったんだろうね、
とかが分からなくなってしまうんですよね。

だから、そもそもの主人公である女性陣が勝ち残っても、
結局ヤバい奴らとヤバくなった奴らが交差する作品なので
最終的に「これグッドエンドなの?どうなの?」
という終わりになるんですよね。全然ハッピーになれない。

しかし、無人島という贅沢な舞台で、
たった6人の登場人物で展開したっていうのはなかなかの意欲作。

言い方は悪いですが、決して中身が濃い作品とは思えない。
キャラクターの行動のほとんどが、特にこだわりがなく動いたような
行動原理が謎のものが多く、どうしてこうなったんだ感が強い。

ただ、これ絶対こうなるっしょ?B級ホラーっぽい感じになるっしょ?
という予想を覆すまさかの贅沢鬼ごっこという展開は、
他に似たものがないという意味でも面白いかと思います。
敵は不死身の屈強な男でも、幽霊でもなく、
なんかキレやすい人達なだけで、向こうが武器ある完全優勢状態から
これといった秘策もないけど同等の状況に出来てしまう、
なんかそこがいやに現実的で、逆に私はそういうのは好き。

何を言っているか分からなくなってきたが、
まあとにかくエログロナンセンスな邦題にはそろそろ気を付けよう。いい年だし。

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