映画【マスカレード・ホテル】あの人まさかここで出てくるのか!繋がるミステリー最高!(ネタバレ感想)

投稿者: | 2020年5月6日

マスカレード・ホテル


(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社/映画.comより

公開年:2019年
制作国:日本
監督:鈴木雅之
原作:東野圭吾
脚本:岡田道尚
出演:木村拓哉、長澤まさみ
小日向文世、石橋凌、渡部篤郎、他
レイティング:G

STORY
都内で3件の殺人事件が発生した。現場にはいずれも不可解な数字の羅列が残されていたことから、
連続殺人事件として捜査が開始される。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介は、
その数字が次の犯行場所を予告していること、
そしてホテル・コルテシア東京が4件目の犯行場所になることを突き止める。
犯人を見つけるためホテルのフロントクラークに成りすまして潜入捜査に乗り出した新田は、
教育係である優秀なフロントクラーク・山岸尚美と衝突を繰り返しながら、事件の真相に近づいていく。

(映画.comより)

原作がある作品で原作を先に知ってから実写版を観ると、
「あっ、この人がこのキャラを演じるのか!」と感じるのが非常に楽しい。
本作も、シリーズの『マスカレード・イブ』の原作から入ったのですが、
まさかその当時はこんな豪華な出演者陣で実写化するとは思っておらず……。

結末含めてネタバレしています!

短編集のような構成が飽きさせない!


(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社/映画.comより

刑事の新田浩介(木村拓哉)が連続殺人事件解決のため、
ホテルマンに化けて山岸尚美(長澤まさみ)の教育、協力の元、
事件解決及びホテルでも発生する事件を解決するストーリーです。

この作品の面白さといえば、シリーズ作品に共通する部分で
短編的にいくつか事件(というか謎)が発生するので
1つの連続殺人事件を追いつつも、途中途中で起きる謎と向き合いつつ
ホテル従業員のテクニックや心構えを新田が学び取り、
また一方で山岸も新田の事件解決への強い決意を感じ取り、
そして最後の事件に向かっていく、という面白さがあります。

謎解きといっても、真相が分かるまで観る側は解けない事もありますが
(過去の出来事がきっかけで起きた事などもあるので)
真相が判明した時の、そういう事か!な満足感は充分に感じられます。

一流ホテルだと思うんだが、厄介な客がやたら多いよね……

これはもう話の流れ的に仕方ないのかもしれないけど、
とにかくホテルに来るのが厄介な客ばかりっていう。
日常シーンからそういうところだけ切り取った結果なんだろうけど……。

多くの客がいるフロントで土下座を要求する客とか、
バスローブを盗んだ風の小細工を加えてわざと疑わせて
実は盗んでいなかったので名誉棄損で賠償金を要求しようとするチンピラとか、
まあまあ相当治安の悪そうなレベルの厄介客が多く、
他の客がドン引きなんだけど、風評とか大丈夫かい?
と心配になる、僕の悪い癖。

チェックインするなりストーカーに狙われてるから協力してほしい!
から始まる二重の罠な感じとか非常に面白かった!こういう珍しいお客さんも来ます。

(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社/映画.comより

山岸をはじめとしたホテル従業員の超超超一流な接客がある一方で、
オラァァ土下座しろやぁ!とか大勢いるフロントで客が叫ぶとか、
トラベルサイトとかでネガティブな感想が書かれちゃいそう……。

あの人、そういやいつ出るの?ほら、HEROで木村さんと共演した……

超傑作ドラマ『HERO』のレギュラー陣としては
コヒさんこと小日向さんが木村さんと元バディ役として出演!


(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社/映画.comより

それだけでもテンションが上がりまくりなのに、
ほら、もう一人、すんごい人がいるじゃないですか。

そう、松たか子さんが出てこない!

映画終わっちゃうよ?というくらいずっと出てこない。

ちゃんと舞台挨拶の時も松さん普通にいらっしゃるから出てるはずなんだけど……
あ、左端で切れてしまっているの生瀬さん……。

(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社/映画.comより

もしかして、マジな友情出演レベルで一瞬しか出ないとかある?
(ちなみに明石家さんまさんがガチでそのカメオ出演で出てました。
誰か分かんないくらいの後ろ姿で、名前はまさかの大竹でした)

そんな感じで悶々としていたら、終盤出てまいりました!!
まさかの、本筋の事件とは関係ない別の犯人として……!!

ちなみに、本筋の連続殺人事件については新田と山岸のふとした会話の中で、
いくつかの言葉で「あっ、もしかして」みたいな感じで進展するのですが
事件関係者誰一人として本編に顔出しで登場してはこないので、
本編スタート時には連続殺人が始まっており、そのまま終盤、唐突に解決、
みたいになるので、ぶっちゃけ視聴者目線ではほぼ気にする必要のない内容でした。
実際、〇番目の被害者の夫が……とか個人名とか出てきても、
数十分に一回くらいしか話題にならないので
事件の進捗をこっちが忘れちゃうんで、結果問題なし!

ちなみに松さん側の怨恨事件については
突然クライマックスに登場する案件ではあるものの、
序盤で出てきた、宿泊女性がストーキングされている、
と相談してきた内容に絡めて山岸が過去に接客したエピソードで
顔が映っていなかったお客さんが実は松さんだった!!!
という伏線回収のような形になり見事でした!!

松さんも『告白』での演技を彷彿とさせるサイコな感じが恐ろしく、
そしてその動機のもの悲しさも見事すぎて、
結局捕まって終わりですが、観ている側も切なくなってしまいました。

まとめ

様々な職業を演じる木村さんが今回、刑事とホテルマンを演じられましたが、
刑事のワイルドな顔と、不条理なクレームに耐えるホテルマンの顔、
とにかく全体的に主役としての圧倒的な格が出っ放しで最高でした。
木村さんは、ただまっすぐ目の前と向き合う、という凛とした強さにいつも満ちていて、
演じる役を飲み込んで体現するその軸がブレないところ、本当に尊敬です。
スマートなホテルマン姿は本当にカッコいい!

長澤さんも、近年『コンフィデンスマンJP』などのコメディエンヌ色が強い中
真面目、実直なフロント係のプロが、本職の人なのかと思えるような存在感でした。
この方は本当に役の幅が広くて、どんな役もアッサリと毎回対応するよな……。

ほぼ全編、ホテルを舞台に繰り広げられる上質なミステリー映画。
ライトなミステリーファンから、年齢問わず楽しめる作品でした!

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