映画【ドント・ブリーズ】バイオハザード7のジャック・ベイカー編に実写版があればこれ(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年12月1日

ドント・ブリーズ


映画.comより

公開年:2016年
制作国:アメリカ
原題:Don’t Breathe
監督:フェデ・アルバレス
製作:サム・ライミ
ロブ・タパート、フェデ・アルバレス
製作総指揮:ネイサン・カヘイン
ジョー・ドレイク、エリン・ウェスターマン
J・R・ヤング、マシュー・ハート
出演:ジェーン・レビ、ディラン・ミネット
ダニエル・ゾバット、スティーブン・ラング、他
レイティング:PG12+

STORY
親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、
恋人のマニーと友人のアレックスとともに、
地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。
しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、
さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。
暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、
地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。

(映画.comより)

ある日、僕は弟に皮肉っぽく、
「オススメの映画があるよ。『クワイエット・プレイス』ってやつ。
ブログでツッコみまくりたいだろうよ?」と。

つまりツッコミどころが満載って事だろう。
そこで僕は早速その映画を観てみた。

……ん?これ、前に観た事ある映画に似てるな…。
オープニングで女性が住宅街を引きずられるシーン、
一人暮らしの退役軍人の家に泥棒に入る展開とか…。

なんだ…たしか……ドントなんちゃらって映画だった気が…。
でも、クワイエット・プレイスのジャケを見て選んだはずだが…。

!!!!


映画.comより

どんとぶりーず?

ん?ジャケはこれクワイエットなんちゃら……


(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved./映画.comより

あ、やべ、間違えたわ。こっち観るべきだったのに!
本当にネタとかじゃないくらいガチで間違えたわ。
ジャケットも似てれば声をあげちゃいけない展開もそっくり。
あと、ツッコミどころ満載なのもそっくりだ

というわけで、そのまま最後まで観てしまったので、
今日は『ドント・ブリーズ』のレビューを書きます。

結末含めてネタバレしています!

ちょっと同情するが主人公は悪人

主人公のロッキー(注:若い女性)は
若い男を家に連れ込んで働かない母から妹を守る為、
彼氏+幼馴染みと強盗を繰り返す、
ちょっと同情出来るかな?と一瞬思うが結局悪い人

しかも後部座席に乗っている幼馴染のアレックスはどうやらロッキーが好き。
前々から言っているがカップルを含めた奇数人数のグループって本当に謎だ。
どうしてその組み合わせでつるめるんだ!

IMDbより

強盗も結構ガチなやり方で、

・事前にカメラを設置して数日近所の居住状況などを調べる
・侵入の際は毛布を使って塀を飛び越えたり、
動物用の睡眠薬入り餌、人間用の睡眠導入スプレーなどアイテム豊富!
セキュリティ会社に勤める父がいるアレックスの知恵を使う
(捕まった時の為に、〇〇ドル以下の泥棒なら罪が重くなり過ぎないとか、
銃を持っていたら防衛で撃ち殺されても仕方ないなど
ネガティブ方面に詳しい

などなど、冒頭で忍び込んだ家ではロッキーがそこにある服を着て
ベッドに寝転がるなど無駄に証拠残しまくり
ポップ映画なノリで強盗をしていた割にガチでした。

昼間に強盗に入っているし、なんかポップな感じ

IMDbより

そして、娘が女性に轢き殺されて示談でかなりの金を得てるっぽい、
戦争で目が見えなくなった退役軍人の家を最後のミッションとして
選ぶ事になります。ここまで観たら主人公グループは激烈な悪人ですね。

強キャラのまさかの即死

上の画像の右側、ロッキーの彼氏のマネーという男、
見た目のいかつい感じ、銃まで持ち込んでいたり、
アレックスに「俺の女に手を出すなよ?」と脅したり、
まあとにかく危険な雰囲気を持っているキャラでしたが、
まさかの退役軍人のおじさんに即射殺されてしまいます…!

ただ、ワルな部分が目立っていたマネーも、
目の見えないおじさんに「何人で来た?」と言われた時、
切ない表情でロッキーを見つめながら
「俺一人だ」と言って殺されるという男気を見せてくれます…悲しい。

小さな音にも反応する超人おじさんのはず…だけど

おじさんは目が見えない代わりに、
耳が非常に鋭いという設定です。
あと、軍人時代からの鈍っていない戦いの技術とか。

なんですけど……なんですけど……

意外と人間の気配は一切感じない。

歩いていたら向こうから普通に通過してくるおじさん!怖い!

IMDbより

アレックスがおじさんに気付いて壁にベタ!!っとくっつくのだが、
その時に出てるであろうわずかな音とか、
勿論アレックス自体の気配とかも、全然おじさん気付かない。

ちなみにおじさんの耳がどんだけ超人的かというと、

・警報機が鳴ると耳を塞いで発狂するくらい耳がいい

・洗濯機が動くと耳を塞いで発狂……
あれ、普段洗濯はどうしてるんだ!?

それくらい耳がいい設定です。
ちょっとそのへんが残念ですね。
真横にいるのに気づかないシーンとか、
ゆっくり歩いていたら普通に気付かれないとかだから。

ちなみにその敵はバイオハザード7のあいつみたい

『BIO HAZARD 7 -RESIDENT EVIL-』というゲームを御存じだろうか。
あまりに怖すぎるゲームで、面白いのに序盤でプレイを断念、
あとPlay Station VRでのプレイを5分で断念する恐怖。

そのゲームでファミリーパンチおじさんという愛称で親しまれた
ジャック・ベイカーというおじさん。彼を思い出しました。

あれ、コイツだよな?こんな武器で襲ってくるとこまでいけてない

SONY/Play Station Blogより

・不死身レベルで強い
・木製の家の比較的狭い廊下でエンカウントする恐怖
・ビジュアル

色々と似すぎていて衝撃でした。
知らない方にはどうでもいい熱量と情報、失礼しました!!

どんどん悪くなる主人公のイメージ

「不法侵入さーせん!マジ、すぐ帰りますんで勘弁!」
と謝罪を続けたマネーをアッサリと序盤で殺害し、
その後も執拗にロッキーとアレックスを殺害しようと
マネーの持ってきた銃を乱射しまくるおじさん。

そんなおじさんの狂気に引いてしまいそうになる一方、
自分は降りると言いながらロッキーのために戻っていて力になるアレックスと違い、
ロッキーはこんな状況になっても
「金をゲットしないと意味ないぜ!!」と脱出する気ゼロ。

ロッキーは絶対に金をゲットする!という軸がブレないので、
この先何度もピンチになるものの
「金、もらう!!」と主張し続けているので、
観ていると結構イラっとします。
マネーが嘘をついて守ってくれた命なのに、
アレックスも命がけで助けにきているのに、
なおさら金をもらわないともったいないよねっ!!みたいな感じでした。

意外としぶとかったアレックス

ちょっとひ弱な感じのイケメンのアレックスですが、
終盤までガッツリと生き残ります。

全体的にビビってるシーンが多いのに、立ち回りがかなりうまいキャラだった。
あと、『プリズン・ブレイク』でのウェントワース・ミラーっぽい美しさもありました…。


IMDbより

彼こそ何度もおじさんに捕まるのですが、
その都度ギリギリで切り抜けていきます。

終盤の方で顔面タコ殴りなどをやられてかなりダメージを負っても無事、
枝切りバサミで腹を刺されても一瞬気絶しただけで
ほぼ無傷な感じ(行動に支障が出ないレベル)でした。
(血とかも一切出ない)

しかも、映画あるあるのひとつかもですが、
腹を刺された事で人が変わったかのように覚醒して
おじさんの相棒の犬(かなり厄介でめちゃくちゃ執拗に追いかけてくる)を
冷静におびき出して閉じ込める事に成功するなど(即出てくるが)
急に強キャラになります。そしてその10分後に死ぬ。

あんまり文字に起こしたくない、おじさんの闇

結局おじさんが執拗な理由は、金を奪われたという事もありますが
実は地下で女の人を飼っていたのをバレたくない的なビックリ展開でした。


IMDbより

しかもただ監禁しているだけではなく、
監禁相手は娘を轢き殺した女性で(まさかの序盤の設定回収!!)、
娘ともう一回会いたいのと相手への復讐も兼ねて、
彼女をさらって自分の子供を妊娠させたそうです。

恐ろしい!サイコすぎる!!!

……これで息子が生まれたらどうするんだろう。

その後その女性はおじさんの銃乱射により亡くなってしまい、
おじさんが自分が実行犯な癖に「お前が殺した!」と謎の逆ギレ、
ロッキーが代わりの女性にされそうになるおぞましいシーンがありました。
何がおぞましいって「俺はレ〇プはしない」
とまるで自分が気高いかのようなダサい発言の後、
ロッキーのズボンを目が見えているかのような器用さで切り抜いて、そこに
冷凍保存した自分の子種を持ち出してスポイト注入しようとするという、
近未来と原始が合体したような無理矢理なやり方なところとかですね…。
そのスポイトは最終的にまさかの自分の口元に返ってくる事になるとは…。

急に終わり

最初に書いたような序盤に引きずられる女性はロッキーで、
アレックスが犠牲になった後に単身外に逃げたが犬とおじさんの連携で捕まり、
その後連れ戻される展開でした。
閑静な住宅街とはかなりの距離を引きずってきたが近隣にバレないか?
あと、凄まじい量の血が地面に流れているが自分の家まで続いているが大丈夫か?
あと、その大出血にも関わらずロッキーはその後特に大怪我なく意識を戻してる……!

その後はロッキーが反撃し、あっさり1分でバトル終了。
あの強キャラ過ぎるおじさんも明け方まで戦って疲れたのだろうか。

ラストは、ロッキーが金を持って妹と高跳び。
空港のニュースでおじさんが全身刺されたり高所から落下したりしたのに
全然たいした怪我じゃなくすぐ退院できる事
と、強盗犯が2人と証言しているという、
つまりもう一人は自力でこの後見つけるぜ?という事を想起させるエンドでした。

まとめ

という事で、ツッコミすぎてすみませんでした。
「20年に1本の恐怖」のキャッチコピーはまず謎。
ただ、舞台が古い家の中で、相手が強いおじさん(と犬)
というのは設定としてはかなり面白く仕上がっていたかと!

ただ、近くにおじさんがいるのに、
ロッキーとアレックスがしょっちゅう
「アレックスどこ!」
「ロッキー、いるか!」
と呼びかけてすぐ襲われるという
襲われるシチュエーションの水増し
とか気になったかな!僕の悪い癖。

感情を終盤までほぼ出さないおじさんは本当に怖く、
何を考えているのかが分からない雰囲気は是非観て頂きたい。


IMDbより

なんだかんだで2回観てしまった本作ですが、
いつか心のツッコミ成分が枯渇した時にはまた観たいと思います。
(その前にクワイエット・プレイスも観ないとだけどな!)

 

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