映画【ルームメイト】深キョンが怖すぎる。ミステリーとしては大満足です!(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年11月24日

ルームメイト


(C)2013「ルームメイト」製作委員会/映画.comより

公開年:2013年
制作国:日本
原作:今邑彩

監督:古澤健
製作:後藤亘、木下直哉、水口昌彦
間宮登良松、矢内廣、松田陽三、他
エグゼクティブプロデューサー:白倉伸一郎
出演:北川景子、深田恭子
高良健吾、尾上寛之、他
レイティング:PG12+

STORY
派遣社員として働く23歳の萩尾春海は、交通事故に遭い入院した病院で、
看護師の西村麗子と出会う。患者と看護師として知り合った2人だが意気投合し、
春海の退院をきっかけに麗子がルームシェアを提案。2人は一緒に暮らしはじめる。
順調な共同生活を送っていたある日、春海は麗子の奇妙な言動を目撃し、
それ以降、周囲で不可解な事件が続発。ついには殺人事件まで起こってしまう。
そして、春海の前に麗子とそっくりなマリという女性が現れ……。

(映画.comより)

何回か観ている作品なんですが、何年かに1回、また観たくなる。
北川景子さん、深田恭子さんのW主演という
無双確定のキャスティングに加えて、
サスペンスの色々な要素も楽しめる作品ですごく面白いです。

上記ジャケットがある意味ネタバレですが、
結末含めてネタバレしています!

今、結構前、今、まあまあ前、今、ちょっと前

序盤、怪しげなクラブのような場所で
遺体と怪我人と、北川さん演じる春海が救急車に運ばれる中で
謎の女がその場から逃げ出すのが物語のスタート。

その後は、3か月前の春海と深田さん演じる看護師の麗子の出会い、
そして序盤で春海と同じく大怪我で運ばれて来た工藤
春海を轢いて入院させてしまった人物として登場。

この出会いから現在に戻り、次に関係性が進んだ2か月前に戻り、
また現在、そして1か月前、みたいに徐々に近づいていく感じが良いです。

良いのだけど、ぶっちゃけてしまうと
「現在」の部分は
そこにしか出てこない刑事の捜査シーンなどが中心なのだけど
終盤までほぼ新しい情報は出てこず

というところが若干残念ですね。
おや、この人のこの証言ってちょっとおかしいぞ?
とかがいいバランスで小出しに出てくると面白いんですけどね。

狂気の深キョン

深田恭子さんといえば、
ドロンジョとか
実質的にこの作品ではヒロインポジションな感じで好きだったな‥

(C)タツノコプロ/ヤッターマン製作委員会/映画.comより

令嬢の娘探偵(富豪刑事)とかかなり特殊なキャラを演じる事が多く、
トガり気味だった10代の頃とは真逆のぽわっとしたキャラで
現在はまさしく癒し系の頂点に君臨しつつあります。

ところがこの作品では…このぽわっとした面は一瞬だけ、
あとはもう、冷たい深キョン狂気の深キョン
そういう部分がガンガンに出てきます。
二面性が恐ろしく、それが最近の深田さんに馴染んでいる
視聴者にはかなりショッキングに映るかと思います。


(C)2013「ルームメイト」製作委員会/映画.comより

これ観てルームシェアブーム終わっちゃいそう

まあ結果公開から何年経ってもルームシェアは人気なのですが、
ルームシェア開始から春海と麗子は即ギスギスするようになってて、
一応同居目的は「お金がお互いきついから」というものですが、
それでもこういうストレスの感じとかあると
なんか他人と住むのってキツイな……と思う俺がいる。
いや、深キョンが同じ部屋にいるなら大歓迎なんですけど、
そもそもそんな前向きな気持ちが生まれないくらいギスギスしてます。

そんな中で、主演お二人を超えるくらい僕が大好きな(知るか!)
大塚千弘さん演じる看護師が顔に硫酸をかけられて殺害される、
というおぞましい事件が起きます。
ちなみに彼女は春海を入院中に世話をした人で、麗子の元同僚。

目撃者の証言にあった殺害現場から去っていった女が着ていたという
超悪趣味な服を麗子の部屋で春海が見つけますが、

これもう明らかに違和感アリアリな服装だぜ!!
これが自宅に置いてあるって、もうアタシ完全に犯人っしょ!?

という感じの服装っていうところが、
なんかホラー映画っぽい感じがするなと一瞬冷静になりますが、
そこはどうでもよくなるくらい展開がどんどん進んでいきます。

そして衝撃的すぎる、近所の犬をさらって鍋……
分かりやすく深キョンが狂人化するタイミングですね。

(C)2013「ルームメイト」製作委員会/映画.comより

多重人格ストーリーなのね……

麗子は明らかに殺人者っぽいし、
キャラがポンポン変わるので、マリという別人格がいる、
という可能性に春海はブチ当たります。


(C)2013「ルームメイト」製作委員会/映画.comより

という事は、この後はそのヤバい方の人格から逃げたり戦ったりと、
そういう感じのサスペンスなんでしょうか!?

そう思うじゃん!?
そこからが面白いのです!!!二段階で!

そういや、深キョンはあんま他者と関わってなかったな

実は麗子=マリではなくて、

麗子=マリ=春海

という三重人格でした!!!!!

この2人が同一人物だと!?
お腹いっぱい過ぎるわ!どっちも好きなのにどうしたらいいのよ!

(C)2013「ルームメイト」製作委員会/映画.comより

ちなみに外見については北川景子さんがリアルで、
深田さんはイメージされた外見なだけで存在しないという事で…
考えるとすさまじく勿体ないような気がしてしまう!!!

という事で、途中端折っていますが
複数人の殺人は全てこの3人格がバランスを取って行っていた…
ってなわけでした!!!

だけど、そうなると冒頭にいたもう1人の女って誰よ!
そこモヤらせてしまったらサスペンスとしては反則!!

と思っていた時期が僕にもありました…。

更にもうひとりいた!

実は中盤に出てきた、施設にいる少女も犯人の一人でした!
という事が判明します。

実際観て頂ければ感じるかもしれないのですが、
施設長になんかやらしい手つきで触られていた少女がいて、
途中ボヤけていて誰か分からない女性が画面に映っていたり、
なんかちょっと気になるところが少しあったんですよね。

彼女は実際に施設で性的虐待を受けていて、同じく春海に関しても
過去に義理の父から性的虐待を長い間受けていて、
その心が通じ合ったという話だったそうです。

まあ正直なところを言いますと、
この少女の登場頻度がかなり低いので
そこまでインパクトはないっていう考え方もあるのですが、
この登場によってちゃんと伏線が色々と回収されるので
非常に痺れる瞬間かと個人的には思います!

二重人格?いや!実は自分もいて三重人格!!
と思ったら別にもう1人いた!
っていうこの衝撃の上乗せの快感が凄まじい。

まとめ:ホラー好きの人もミステリー好きの人も面白いです!

この感想だけでは何がなんだか、だと思いますが
話全体を覆う常に不穏な雰囲気や
映画でよくある隣人……ならぬ
同居人が怖いという近すぎる恐怖という部分、
とにかく真実が次から次にひっくり返されていく展開、
という事でホラー・ミステリーどちらのファンとしても満足。
何より、北川さん、深田さん、大塚さんといった美の象徴、
そして春海を車で轢いた張本人なのに
結果恋人に近いポジションにまで昇格した
高良健吾さん演じる爽やかな若き起業家だったり
(これ高良さんレベルのイケメンじゃなきゃこの昇格は無理だぞ!
轢いた人と轢かれた人だぞ!)
とにかく演じられた俳優さん方の美しさがこの刹那的な雰囲気で
輝くような感じがまたひとつの見方としていいかと思いました。

ラストにノーメイクで語る春海とイケメン工藤。
北川さんは前に草彅剛さんのドラマでもすっぴんだった事があったけど、
雰囲気がガラっと変わるのだけどやっぱりとても美人なんですよね……。

(C)2013「ルームメイト」製作委員会/映画.comより

数年に一回観ていてもう3回目かな?
また是非観たいな!真実が分かった後もその目線から観ると、
「あ、なるほど!深キョン全然人と話してないな!」
(一部あるけど、実は春海が話していたというのが後から分かる)
とか色々分かって面白いです!

あと、原作となる小説はこちらと多分ラストが違っていて、
あまりにひどいラストのために
終章はあとがきの後
(つまり読むかやめとくか委ねてるそう)
という作品らしいので、自分もそろそろ読みたいと思います。

ちなみに「いたい!!」と思える描写が1,2箇所ですがあり、
犬が……なシーンも相当ショッキングですので、
そのあたりだけお気をつけください!
ナイフで足を切るシーンとか、
僕は何度観てもヒィッ!と目を伏せてしまいます。

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