映画【サンズ・オブ・ザ・デッド】文字通りのウォーキング・デッドだった(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年10月27日

サンズ・オブ・ザ・デッド


IMDbより

原題:It Stains the Sands Red
監督:コリン・ミニハン
製作:ブランドン・クリステンセン、ビック・トラン
スチュアート・オルティス、コリン・ミニハン
製作総指揮:マーク・ミリアード、ブリタニー・アレン
出演:ブリタニー・アレン、フアン・リーディンガー
クリストファー・ヒギンズ、他

STORY
ゾンビが蔓延した世界。モリーと恋人ニックは
ゾンビの脅威にさらされた町を脱出するため、飛行場へ向かっていた。
しかしその道中でニックがゾンビに喰い殺され、
モリーはゾンビとともに砂漠のど真ん中に取り残されてしまう。
動きの鈍いゾンビから難なく逃れることに成功したものの、

そのゾンビは眠ることもなくひたすらモリーの後を追いかけてきて……。
(映画.comより)

オブ・ザ・デッドって事はロメオシリーズか!?

いや、よく見るとオリジナルのタイトルには
オブ・ザ・デッドなんて言葉一切ない!!

ちなみに日本版のジャケはこんな感じです。
これだけ観るとロメロシリーズっぽさはある。
ある……かもしれない。
英語でもSANDS OF THE DEADと小さく書いてあるし。


Amazonより

前情報もなんも知らずに観てみました。

結末含めネタバレしています!!

ウォーキングするアタシとデッド

主人公モリーがひたすら砂漠を毎日歩く作品でした。
話全体のうち8割くらいはずっと歩いている。

砂漠の上を、ただひたすら歩く。

後ろからゾンビが一体だけ付いてくる。


IMDbより

だから僕はこの作品を文字通り
ウォーキング With デッドとか名付け直したい。
ウォーキングデッドと、ダリル役のノーマン・リーダスの番組の
ライドWithノーマンリーダスが混ざった感じになっても構わない!

さて、ゾンビがどんだけ世界に蔓延している話か分からないのですが、
この一体のゾンビ+途中で出てくる2,3体のゾンビと、
ラストに数秒出てくるゾンビ5,6体。
劇中に登場するゾンビは全部でこれくらいです。

まあとにかく、この付いてくるゾンビが
モリーにやたらなついてくるという設定でした。
こういうテイストの作品でいうと、
ゾンビが女性に恋する映画とか観た事ありますが、
この作品では何故このゾンビがなついてくるのか不明です。
(他の作品はゾンビ視点だったりするけどこれは違うので)

まあでも、途中で出会う脱獄男達とか、
出てくるキャラの数はかなり少ないので必然的にほぼモリー。
モリーの独白劇場と言える作品かも。

スマホの使えるゾンビ世界でした

目的地が飛行場なのですが、スマホのマップを使いながら向かうので、
ただ舞台がほぼ砂漠なので世の中の終末度が全然分からず、
なんだか不思議な感覚で観る作品でした。

しかし砂漠シーンがずっと続くのですが相当熱いし暑いという事もあり、
モリーが水を飲むシーンはとてもおいしそうです。
どんな感想だよ!

痛いシーンを自力でやってのける

やたらなついてくるゾンビですが、
軍隊に足を一発撃たれてしまうと途端にやる気をなくし、
それを叱咤したモリーの指についに噛みついてしまいます。

そして感染を防ぐ為にモリーが取った手段は…
石で自分の指を潰すという超ハードコアな方法…。
でもそれでどうにか感染は防げたようです。
ただ、その後に戦った別のゾンビの返り血を顔に思い切り浴びたけど、
あれは感染にはならないのかな。
TWDでもそういうシーンが多いけど、顔にかぶるのはセーフなのか…。

関係ないけどタイムリーなんで、杉下右京もゾンビ

今月から『相棒』のシーズン18が始まりましたが、
1話で主人公の杉下右京警部について警視庁幹部が評していたのは、
「あいつはクビになってもなんとか復職してくるような奴だ!
奴はあれだ、ゾンビだ!頭を叩き割るしか倒し方はない!」
と話しているシーンがあって、面白かった。

……突然ぶっこんだな俺!!

付いてくるゾンビが最終的にどうなるか

軍隊のトラックが通りかかっても、
だんだん愛着の湧いてきたゾンビを連れて行きたいが為に
その施しを受けずひたすら飛行場まで歩くモリーですが、
結局ゾンビが意気消沈して動けなくなってしまい、
モリーは彼をせめて楽にさせてあげようと石で潰す……
のですが、振り上げた瞬間から一切彼が映らないので、
ああ、これは終盤のピンチシーンで助けてくれるやつか!
実は殺してないんだね!と思ったんだけど、
やっぱり殺してたっぽい。もう回想でしか出てこなかった。

本当に私は展開を読むのが超下手だな。
そういえば『名探偵コナン』観ていても、
推理シーンの途中で3人くらいいる容疑者の中で
1人だけ目が影で映らなくなる=そいつが犯人、
というシーンになるまでだいたい犯人分からないからな。

この状況でうまくいきまくりなモリー

モリーの本作の流れはこんな感じでした。

彼氏の友達と飛行機でどっかに逃げっぞ!

彼氏がゾンビに殺されたがそのゾンビは自分になついたので無事
時間制限がある中で徒歩で必死に飛行場へ向かう

極悪男たちに捕まるがゾンビが助けてくれる

ゾンビとの悲しい別れ、だが飛行場へ到着!!
しかし、よく分からないが飛行機に乗せてもらえず

過去に捨てた息子にTELしたら生きてた!迎えに行きたい!
車があったがキーがない…いや、うまい具合に近場のゾンビが持ってた!

車で家に帰り息子と再会!!
当然ここまでうまくいったので息子が感染してたとかのバッドエンドもなし!
ゾンビに囲まれたけど、これから一緒に生還すっぞ!!!エンド。

という感じでした。
もうまず序盤の時点で完全なるノーホープなのに、
自身の砂漠からの生還+息子とも再会出来てしまうとは!

まとめ

という事で、ゾンビ映画ではあるものの、
歩きロードムービーな作品でした……!!!

ゾンビとの交流を経て心の成長をする女性の話、
という感じで観るとちょっと切ない感じもあり、
見た目はかなりグロテスクなはずなのに、
なんでかゾンビが少し可愛く観れてしまう不思議。

まあでもよくよく考えてみたら、
ゾンビ映画って膨大に作られていますよね。
基本は「ゾンビウイルスで世界が大変!ゾンビ倒すぞ!」ですが、
その中で、『28日後…』のような
ゾンビより人間の方が残虐面を出してくる映画だったり
『ウォームボディーズ』のようなゾンビと人間の恋物語なり、
そういうゾンビをうまく使って色々な表現をする作品があり、
本作もゾンビ映画ながらゾンビゾンビする感じを出さず
起承転結をしっかりまとめたロードムービー作品としては
かなり面白い作品になるのかなと感じました。
観終わってからじわじわと、
あのゾンビの喪失感に落ち込む自分がいる。

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