映画【キリング・ゲーム】日本関連の設定が90%誤ったバトロワ……(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年9月19日

キリング・ゲーム(2011)


IMDbより

公開年:2011年
製作国:アメリカ
原題:Arena
監督:ジョナ・ループ
原案:マイケル・ハルトクイスト
ロバート・マルティネス
脚本:トニー・ジグリオ
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ケラン・ラッツ
ジェームズ・レマー、ジョニー・メスナー、他
レイティング:R15+

STORY
妊娠中の妻を交通事故で亡くした消防士デビッドは自暴自棄になり、
バーで出会った美女ミラの誘惑に乗ったところを拉致されてしまう。
とある格闘技場へと連れてこられたデビッドは、
男たちを殺し合わせる闇のインターネット番組「デス・ゲーム」に出場させられることになり……。

(映画.comより)

ロバート・デ・ニーロ主演の同名作とはタイトルが同じだけあって
テイストもある程度近い部分はありますが、当然別作品になります!!

男達の1対1のバトル・ロワイアルという感じの作品です。
とにかくその手の話が好きじゃないと観てはいけないタイプの作品。

そして、奇跡の間違いに次ぐ間違いを複数発見しましたので、
本作を愛する方々には申し訳ありませんがツッコミさせて頂きます!!

結末含めてネタバレしています!

主演はケラン・ラッツでいいかも

サミュエルさんは悪の組織のボス役です。

横にいる女性は敵側のキャラだけど実質的なヒロインのミラ

IMDbより

いわゆる、デスゲームを配信して金儲けをする、
という使い古し度がハンパない設定です。
(まあ当時2011年だから当時はまだ新しかったのかな?)

で、連れ去られたケランさん演じるデビッドが戦い抜く、
という話なので基本デビッド視点なので主演と言えるレベルです。

ケランさんの肉体美はすごいです。
この写真より、実際の劇中の方がすさまじく映えてますよ!

IMDbより

注意:グロとノイズの大音量とエロ

女性のフルヌードの登場率が高く、しかもヒロインポジションのミラなど
最初の10分くらいでモザイクを早速使用されています!!!体当たり!
エロはまあ、メインがヌードっていうぐらいで逆に大味すぎて大丈夫かと思いますが
グロシーンは序盤から結構キツいです。
最初の数分のシーンを観て無理な人は観ない方がいいです。僕はギリギリでした…。

鍛え上がった男達の肉弾戦での殴り合い、刃物を使った四肢断裂。
首を斬り落とすいくつかのシーンはカメラがそこから外れますが、
他のグロシーンは遠慮なくやっちゃってるのと、何よりキツイのが

邦画ホラー作品かよ!!と思うくらいに

会話シーンがやたら小声(字幕で拾うしかないレベルがいくつも)で

バトルシーンやノイズが走る音がやたら大音量!!

特に、腕をちぎられたりする音とかグロい音とかが大音量なので、
見た目以上にしんどいイメージです。

あと、顔を隠されたグラディエーター的なファイターなど出てくるので
中世ローマ、ギリシャの殺し合いみたいな雰囲気の場面にも感じられて
なんか残酷な、歴史映画的な錯覚をしてしまうところもあります。

戦って満身創痍になってもまた戦わなきゃいけないのが辛いですね。
デビッドはミラに途中から治療してもらうのでなんとかやりくりしてますが
背中パックリ割られてしまっていたり釘がいくつも刺さってたりで、
治療シーンが実は一番目を覆いたくなるかもしれない。

絶対この2人殺し合う事になるよね……

デビッドが監禁されてすぐ、隣の房にいる日本人モリと仲良くなります。

その人を演じるのが、あのダニエル・デイ・キムさん!!

ドラマ『LOST』の画像で恐縮ですが、左側です!

IMDbより

『24』にも捜査官役で出ているなど、
優秀な警察キャラを演じたらまさしくこの方!!!

この方が、「妻を人質に取られてるからもっと戦わないと…
でも俺、1回勝っただけでもうボロボロ……」
という悲しすぎる状況でグッタリしてました。

デビッドと打ち解けるのですが、
これ絶対この2人殺し合うだろうな……と思ったら

2回戦で、ホワイトサムライという名前の
白い防具を着けた顔が見えない剣道キャラがデビッドの前に!!

顔隠したままバトル、侍……
これ相手絶対モリさんだろ!!!

と思ったらやっぱりそうでした…。

とここで第1のツッコミをさせて頂きます。

モリさんの名前は、

モリ・タイゴ

だそうです。ダイゴじゃなくて、イゴ

が、エンドロールを見たら、

Taiga

……

タイガじゃねえか!!

そして、そんなタイゴ改めタイガの奥様の名前、

アキコさん。

何度も劇中で名前が呼ばれます、アキコさん。

だが、エンドロールにアキコはいない。

代わりにそれっぽい名前は…

ん?これか?

Ayame

アヤメ……

全然違う!!!!!!

ついでに言おう、公用語が中国語の日本人の存在を…

この殺し合い配信ですが、そもそも論になりますが

配信で儲けよう!!←本当に儲かるの?という話で、

デビッドが最初に監禁されているオンボロな牢屋はまだしも、
その後はデザイナーズマンション的な部屋に移されて、
しかも彼を応援するヒロインには勝利の度に報酬が支払われるし、
凶悪な囚人を移送途中で奪って連れてくるとかも手が掛かっている。

それなのに、出演者の予算の都合なのか
基本的に2組のグループしか配信を観ている画面がない。
毎回バトル終了後に
「負けた方を殺す?殺さない?」みたいな狂ったアンケートが取られてるので
まあそれなりの人数が配信を観てるんでしょうけど、
2組しか観てる様子がないからいまいち人気ある風に見えない。

ちなみに、観ている片方は大学生のグループみたいなので、
最初は嫌がっていた女子も最後はお菓子喰いながらノリノリで観戦。
男の一人が女の子のナンパに成功していざ……っていうタイミングなのに
配信始まるとそのチャンスを捨て女を帰すという暴力ジャンキー。

もう片方は、仕事中なのにデスクのPCで殺し合い配信を観るという
アホなのかというレベルのサラリーマン。
上司にしつこくされるとトイレに引っ込んでスマホで続きを観戦。

その彼なんですが、どうやら中国語で上司と会話しているようなのですが、
エンドロールを観る限り……ん、これじゃないのかな……これだよな…

Japanese Office Workerという役名でした。

……勿論ダニエルさんみたいに韓国の方が日本人を演じる事は多いですよ。
それは全然OK!むしろ英語圏で活躍する日本の俳優が少ないし!

でも、彼確実に中国語を喋っているじゃないか!!!

いやいや待てよ、と聡明な方ならば気づくだろう。
例えば、アメリカの中国系の企業で日本人が働いていてもおかしくないだろ?
つまり上司が中国人、で、配信好き野郎が日本人!どう?

そう、僕もそう思おうと思いました。

が、エンドロールにはこうあった……

Japanese Office Worker #1
Japanese Office Worker #2
という役名でした。

つまり、2人とも日本人の設定だったよ……。

ちなみにこの後、エキストラとして他の社員も混じって
みんなでイェエエエエア!!と配信観て盛り上がる悪趣味な会社に成り果てました。

ちなみについでに苗字で愛される2人

サミュエルさんの妾みたいなアジア人の女性が2人セットでいつもいます。
エンジニア的な要素も持ちつつ、愛人っぽいシーンもあるお二人。
画像なくてすみませんが片方だけ露出度が高くてアンバランスだけど
お二人ともスレンダーで、しかも牙狼の三神官みたいに
ここになんであるの的なブランコに乗っていたりする違和感がまたいいのですが、

名前が……

Kawaii(かわい)とKaneko(かねこ)

という…。

だから、サミュエル氏に寵愛されている時とかも、
「うーん、カワイ、カネコ、君たちは素晴らしい……」
みたいに言われます。

下の名前じゃなくて苗字で寵愛ってなんか…。
まあこれはいいか!会社の上司が、
「素敵だよ佐藤君」とか言いながら不倫するとか、
そういうのに近いよね、うん、そう思おう。

もしくは、Kawaiiはカワイイ!!!という事で名前でなくニックネーム、
でKanekoはカネ子(大正時代の名前みたいな感じで)という感じで、
えっとその……もうどっちでもいいわ!

ちなみに三神官はブランコ画像が公式になかったけど、この人達……
覚えてる人いらっしゃいますでしょうか。もう10年以上前でしたよね。


牙狼/(C)テレビ東京公式サイトより

色々あったけどまとめ方は素晴らしい

デビッドは巻き込まれたのではなく、実は捜査官をやっていて
この非人道的な催しを終わらせる為に潜入捜査として入り込み、
外と連絡が取れる敵側の女性を懐柔して兄と偽った相手(上司)に
電話を掛けさせ逆探知からのアジトの場所判明!!!
という見事なプレイで無事に組織は壊滅END!!!でした。
まあ、親玉サミュエルさんが超重傷ながら逃げましたが多分捕まるでしょう。

奥さんが亡くなったのも、原因となる事故のシーンでは
いやに本気で車数台が激突したなーと思ったら、事故でなく以前の作戦での報復だった、
というところなどが明かされるので、やたらデビッドが自分の名前を連呼するとかも含めて
色々なシーンが思い切り伏線になっていたのが分かって超スッキリです!!

終盤になると殺し合いがパブのテレビで中継されていてみんなで盛り上がるとか、
もはや裏の世界の配信とは思えないくらいメジャーコンテンツになってましたが、
そういうところや過剰なまでの暴力、裸なども含めて大袈裟なくらいでちょうどいいのかも。

日本部分のツッコミに熱が入ってしまいましたが、
B級デスゲームの映画ですが90分ほどの内容に起承転結が入っていたので、
ストーリーがしっかりまとまっているのは本当にすごいと思います。
グロと音量にだけご注意ください…!

 

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