映画【フィアー・インク】どのシーンもどのキャラも信用できない感じが面白い!(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年8月29日

フィアー・インク


IMDbより

公開年:2017年
製作国:アメリカ
原題:Fear, Inc.
監督:ビンセント・マッシェル
製作:ルーク・バーネット
ビンセント・マッシェル、ナタリー・マッシェル
製作総指揮:ブラッドリー・ギャロ
マイケル・A・ヘルファント、タナー・トマソン
フランク・マッシェル、ジル・ダオスト
ジョン・スーツ、ガブリエル・コーワン
出演:ルーカス・ネフ、ケイトリン・ステイシー
クリス・マークエット、ステファニー・ドレイク、マーク・モーゼス、他
レイティング:R15+

STORY
ホラー映画が大好きな青年ジョーは、ひょんなことから恐怖提供会社フィアー・インクの存在を知る。
ジョーがフィアー・インクに連絡したことから、ジョーと恋人リンジー、
友人ベンとその妻アシュリーは、恐ろしいゲームに巻き込まれていく。
(映画.comより)

ジャケがやたら怖そうなホラー映画ですね。
ちなみにジャケの中のひとつのシチュエーションは、
本編ラスト1分の場面を切り抜いています。
壮大なネタバレ!!とは思うけど、まあそんな影響はない。

結末含むネタバレをしています!
が、出来れば観てから読む事をお勧めします。
最後まで分からないのが面白いのです。

どこからガチなのか分からない

冒頭は「もうキャンセルさせて!」と言い、
逃げ惑う女性が襲われてしまうホラー映画お馴染みの
「こういうテイストの作品ですよ」紹介。

そして、メインキャラの話になります。

どうやら金持ちの娘っぽい彼女を持つ主人公ジョー。
ホラー大好きゆえにデートは常にお化け屋敷
出た途端に「つまんねえええええ」と落ち込む、
なんか刺激が足りていない人間。

金持ちの娘っぽい彼女リンジーからの
「パパの会社を紹介するけど」という言葉にも、
「いや、自分の道は自分で探したいのさ」とニート満喫。
清々しいくらいのクズっぷりで面白い。

で、あらすじの通りですが、「フィアー・インク」という、
ホラー好きの人にその人好みのテイストで
恐怖体験を与えますよ!という会社の存在を知る。

「だけど、マジで恐怖な事になるやばいやつだし、
うちの上司はそれ受けて行方不明になったし、
すごい料金も高いんだよ!!

やけに詳しい友人ベンが説明。
それを聞いて尚更テンションがあがったのか、

少し前に就職しない事を彼女に責められていたジョーは
お金とかの問題を無視して、我慢出来ず注文TEL!

なかなかクズクズしい。

そんなクズクズしい奴を一生懸命世話するリンジー(←)と
ホラー好きだけどまともな旦那を持つアシュリー(→)。
確かこの画像の後、ジョーがホッケーマスクして現れて全員ドン引きした。

(C)2016 FEAR PRODUCTION,LLC. All rights reserved./映画.com

だが、ジョーのワクワクTELの結果は残念ながら、
「今は予約いっぱいです!」と切られ終了。

なのに何故か翌日から人に襲われたり、侵入者がいたり、
隣人が殺されジョーが容疑者のような映像が流れたり恐怖体験スタート!

「変な奴が家に入り込もうとしてるから鍵かけよう!」
と友人夫婦と恋人と一緒に四方に分かれるのですが、
ジョーは当然のように鍵を掛けたフリして放置。

クズクズしい!

いや、待てよ?
ジョーにドン引きのみんながあえてジョーのその行動を野放しにするのか?
これなんか逆に怪しくない?

と疑問が生まれる。

して、初っ端いきなり友人の妻アシュリーが行方不明になるのに、
リンジーは「彼女の事は諦めましょう!!」とアッサリ言うわ、
目を矢で刺されたアシュリーが再登場した際に、
「助けるぞ!」と言うジョーに対して、

「にぃぃぃぃげぇええええてぇええええ」

とJホラーっぽく囁いて、実際みんな逃げるとか。

そこで感じるんです。

なるほど、仲間もみんな参加してるのね。と。

が、SAWのパロディみたいなシチュエーションで捕まった友人を自ら殺すハメになり、
フィアー・インクはマジで自分達を殺そうとしているんじゃないかとジョーは確信し、
その後やってきたフィアー・インクからの刺客のマスクマンを絞殺。

うんうん、やはりマジにやばい組織だったのね。

と思ったら、

その瞬間に、それまで拘束されていたリンジーが自ら拘束を外して
「いやいやこれ全部フィアー・インクの一部だから!何殺しちゃってんの!」
となる。

なんかやたら縄が緩そうだなーと思ったらやはり自作自演でした

(C)2016 FEAR PRODUCTION,LLC. All rights reserved./映画.com

でも全部ネタでしょ?

フィアー・インクのスタッフを殺害してしまったので狼狽するジョーに、
「私の伯父がこの先の砂漠に土地持ってるからそこに捨てにいこう!」
とか、そのスタッフの車の鍵とかをすぐ見つけたりとか、
車内でも自分達を調べていた調査報告書を掘り当てたりとか、
リンジーはもうあからさまなくらいにスタッフ側の人間。

だけど、視聴者は、ジョーが友人ベンを間違って殺害した際に、
「ん?この血、本物の血じゃないか!!」と言った事で、
あーこれ本物なのね、と信じているわけで。

だけど、リンジーあからさまに怪しいなー。

というか、みんなグルだと思うんだけど、んーーー。

みたいな、ホラー大好きのクレイジージョーが、
「マジでどうしよ…」とテンションダウンしてるんでそれっぽく感じるけど、
なんか色々雑に見えるからどれを信じたらいいの?
となるところが面白い。

最終的には…

やっぱりリンジーやベン、アシュリーもグルでした。

イエーーーーーイ!!打ち上げ!!

ジョーが絞殺した人物も実は生きてました!!!!
(まあ途中明らかに動いていたシーンあったけど
場面的にはミスの可能性が高そうだが)

の途中で、フィアー・インクの面々が最後に結局みんなを殺害。
(いわく、こういうオチがジョーのお好みでしょ?との事)

そして終了。

……お、おう。

ちなみにエンドロールの後にフィの受付電話のシーンがあり、
どうやらこれは基本的に全て予約完売だと伝えた上で
不意打ちでスタートする催しでしたっていうのが分かりました。
分かったとはいえ、最後だから正直どうでもいいけど。

ホラーあるある映画と思えばいいかも

R指定作品ですが、エロは全然なくてグロもほんの一部です。
SAW的なシーンは非常にグロいが、劇中劇ってのと違うか…
ベンが身体を解体されてる風にしているドッキリ、という展開なので
そう思うとマジなグロは全然ないかも。

「フィアー・インクの演出のために、
911(日本でいう110番)も含め、どこかにTELした時は細工をして、
全ての電話がフィ(以下略)にかかるようにしたの!」

とか、そんなん出来るの的な色々なツッコミどころはあります。

何故か誕生日プレゼントでもなんでもないのに
ジョーの為に全員で協力してホラー体験をプレゼントしてあげるとか。

っていうか、参加料はどうしたんだろう。すごい高いらしいが

とか。

ただ、数々のホラー映画の印象的なシーンのオマージュ、
ゲーム・オブ・スローンズの「血の結婚式」にも触れたり、
ホラー好きな人はニヤニヤ出来る仕上がりになっていると思います。

まあ、なんだかんだ予備知識なしで観るのが一番だと思いました。
ホラー好きな人達が作ったホラー好きにとって夢のような世界、
それがフィアー・インク!!続編とか出たらまた観ちゃうだろうな…。

 

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