映画【アパートメント1303号室】あらすじ読むとサスペンスっぽいんだけどなー(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年8月24日

アパートメント1303号室


IMDbより

公開年:2012年
制作国:アメリカ
原題:Apartment 1303 3D
監督:ミシェル・タベルナ
製作総指揮:ミシェル・タベルナ
シンディ・ネルソン=マレン、スコット・M・ローゼンフェルト
デビッド・ショーシャン、ジム・スティール
原作:大石圭
出演:ミーシャ・バートン、レベッカ・デモーネイ
ジュリアンヌ・ミシェル、コリー・セビエール、他
レイティング:R15+

STORY
アルコール依存症の母のもとを離れ、デトロイトの高層マンションでひとり暮らしを始めたジャネット。
しかしその直後、1303号室のバルコニーから落下して亡くなってしまう。
警察は自殺と断定するが姉のララは納得できず、死の真相を探るため1303号室を訪れる。
しかしその部屋には、恐ろしい秘密が隠されていた。
(映画.comより)

やたらJホラー感ある映画だったなーと思ったら、
オリジナル版の『1303号室』が邦画で、
そのハリウッドリメイク(というには規模が小さいが)らしい。

ん、オリジナルは邦画じゃない?中越典子さん他、役者みんな日本人だが。
なに!権利をアメリカの会社が買ってるから邦画だけど洋画?
なんだそれ!色々と複雑だな!!

で、原題に3Dってあるからオリジナルは3Dなのかな…。
3Dにするといい感じだったシーン……あ、なんか背景が不自然なところいくつかあったから
あれは3D前提の何かの処理だったのかも。
アパートの外観を夜にあおりで映したカットとか。
……3Dで観る機会が一生無さそうだから考えるだけ無駄だけどな!

ちなみに、R指定作品ではありますが、
エロもグロも全然衝撃度はありませんので、
そういうのが苦手な方も問題なく見れそうです。
というか年齢制限かかる理由が全く分からないレベルです。

結末含めてネタバレしております!!

つまりはJホラー

寝てる横をスーっと歩いていく幽霊。
寝てる壁をカサカサと這ったり
(リング3Dのできそこない貞子を思い出す。怖かった)
まあなかなかに邦画テイストです。

ストーリーを読んで面白そうだから観ましたが、
サスペンスかなーと思ったのに、ホラーでした。
つまり、謎解きとかはない。
何人かちょっと怪しいキャラはいるけども。謎解きとかはない。

ちなみに本作の敵にあたるキャラは怨念の幽霊になるのですが、
ズンズン身体をど突いてバルコニーから落とそうとしたり、
風を起こしてバルコニーから落とそうとしたり、
落とす事に一生懸命でした。

落とすタイミングもよく分からなくて、
数日過ごしていても特に何もされず平気な人もいるし、
10秒しか滞在していないのに死ぬ人もいる。

そしてその待遇の差については、
特に語られない。

ちなみに、幽霊とはいってもかなり人間的な状態の時が多く、
流血している時とか変なメイクの時はあるが生身の人間っぽい時もあり、
普通に水をはじく身体だったりするので実際の人と見間違いやすく、
作中に金髪女性率が高いのと途中で死ぬ妹も幽霊として警告しに来るのとか、
色々あって途中何度か誰が誰かよくわからなくなる。

子役からThe OCまで輝かしかったりたまに輝かしくなかったりのキャリアの
ミーシャ・バートン演じる主人公

IMDbより

しゅ……あ、妹……?あ、違う、幽霊だ

IMDbより

ええっと、あーこの人は主人公のお母さん

IMDbより

写真にはないですが妹も似た感じです。

つまり、主人公以下メインの女性キャラクターと敵の幽霊は
みんな金髪ロングヘアなんです。

……いや、さすがに顔で分かるだろと言われても仕方ない。
私は、顔を覚えるのが正直苦手だ!!

妹の独白シーンが長い

住み始めた新しい部屋で主人公の妹は愚痴ったり、
不気味な部屋の雰囲気に絶望したり、
肉体関係を家賃に換算しようとする管理人に苛立ったり、
まあとにかくずっと独白しています。
ちょっとなんか不安定な状態なのかなと心配になる。

本編開始当初は

(妹を殺そうとした事があるそう、本人曰く事故。飲んだくれ)
(母に殺されそうなので逃げたい)
主人公(一応、中立)

という事で、飲んだくれのお母さんが悪そうな感じなのですが、
無理矢理家を出たのに、「不気味だからやっぱ家に帰りたいー」
と姉に泣きついたりする妹に、人間関係を色々な面から見ると面白い、
そこにトリックがあるとかそんな映画なんじゃないか!?と気付く。

結果、そんな映画ではなかったぜ。

海外のラブシーンって激しすぎるよね

妹が今日は無理だよーと言う彼氏(既婚者)を無理矢理部屋に誘います。
そして引っ越したばかりのその部屋にやってきた彼氏。

早速始まる肉体派なラブシーン!!!

引っ越したばかりの家なんですけど、
電灯を倒したり、本棚を倒しそうになったり、
男性側が女子側を抱えたまま壁にドガン!とぶつけたり。

特に男が女を壁にぶつけてからの強烈なキスシーンって映画でよく観ますけど、
これって痛くないのかなっていつも思ってしまいます。

余計なお世話ですみません。

金欠で困るシーンが多い

お金に余裕のないケント・ビターもしんどく思うシーン満載!

序盤に
妹「いい部屋見つけた!景色最高!!」
姉「え、いくら?」
妹「家賃750ドル!」

というやり取りがあるので、この時点で、実家も古そうだけど大きいし、
ナンバー1ヒットソングを持つと自称する飲んだくれ母もいるわけなので、
部屋も即決したと妹が言っているくらいだし
なるほど、家賃8万円くらいのお手頃な部屋見つけたって感じなのね。
お金持ちの家の妹が家を出る話なのね。

と思ったらそのすぐ後のシーンで、
妹「うちの会社からリストラが数名出るっぽい…。
分かってたら引っ越しなんてしなかったのに…どうしよう」

というシーンがあり、
え、お金余裕ないの?となる。

その後も、

姉「不動産屋さん?妹が死んだんで部屋解約したいんだけど」
不動産屋「ふーーん(冷たい)。残りの家賃はいつ?」
姉「……あの、その、また掛け直す!」

というやり取り。
そして何故か妹が死んだその部屋に姉が急に住み始める。
お姉さんもお金ないっぽい。

その後もまだある。

シャワーから出たら何故か管理人が部屋にいて、

姉「ギャヒー!部屋にいる間に合鍵で入るのは犯罪!!」
管理人「デュフフ(この時、姉はタオル1枚)」
姉「出てけぇ!」
管理人「まあいいんだが、家賃くれ」
姉「払う!」
管理人「今すぐ小切手でくれ」

姉「……えーと、水飲んでいい?」

タオル1枚のまま狼狽。

管理人「金なければ、他の事で家賃の代わりにしてもいいぜ、げっへっへ!」
姉「いや、いったんこの話終了!!」

お金は大事。そんな映画でした。

トリックありそう!と思ったがなんもないラスト

① 妹と彼氏のラブシーンを管理人が覗こうとして、
急に画面からフレームアウトする意味ありげなシーン。

もしかして、住人の女にフラれて復讐してる、
そんな連続殺人的なオチか?

② 実は正体が刑事だった妹の彼氏が姉を守る為、
毎晩ソファで用心棒をしてくれる。

夜、ガンガンと窓に頭突きする幽霊。
音に気付いて起きる彼氏。

「う~ん」
再度寝る。

えっ!仕事しろよ!!何の為にいるの!?

あ、そうか、きっと実は彼が犯人なんだ。
実は彼が仕掛けた音のトリックとかなのかな?

みたいな色々な伏線っぽいシーンをいくつか経て、

結果普通に前に住んでいた幽霊が襲ってきただけでした。

特に幽霊が襲う動機らしい動機もなかったっす。

ちなみにラストはノベルゲームのBAD END的な感じで、
ボディガードの男は幽霊の一撃で死亡。
主人公の母も部屋に来た瞬間風にあおられて主人公の包丁に刺さり死亡。

結果、主人公が犯人として捕まって終わり。

えっ!?マジかよ!

って感じでした。

まとめ

貞子とかもそうなんですけど、怨念になった存在が
動機なくそこにいる人を襲い続けるっていう話は……やっぱダメでした。

サイコな殺し屋が山小屋で若者を殺しまくる話もそんな感じですが、
特にJホラー的なこういう作品って、怨念が相手なわけなので
基本的に倒す事が出来ず、どんどん死んでしまう。
その不条理さがダメなんですよね…。歯痒い!

ちなみにこういった、幽霊系のホラー作品のくくりとして
本作の一番弱いところを言うと……

ワッ!って驚く感じのシーンが全然ないって事かな…。
幽霊がゆっくりカメラのフレームに入ってくるので
ホラーに求めるビックリがないのが致命的かも。

でも、登場人物が少ないから人物描写はしっかりしてて
ドラマ部分は結構面白いかと思います!!

Jホラーをアメリカで作ってみた!!を楽しみたい方、
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