映画【ミックス。】ネタバレ感想+漫画あるある+トレンディドラマあるあるを長々と書いてしまった

投稿者: | 2019年8月7日

ミックス。


(C)2017「ミックス。」製作委員会/映画.comより

公開年:2017年
製作国:日本
監督:石川淳一
脚本:古沢良太
製作:石原隆、市川南
プロデューサー:成河広明
梶本圭、古郡真也
出演:新垣結衣、瑛太、広末涼子
瀬戸康史、永野芽郁、田中美佐子、
遠藤憲一、佐野勇斗、真木よう子、他
レイティング:G

STORY
幼い頃、卓球クラブを経営していた母のスパルタ教育により、
天才卓球少女として将来を期待された多満子だったが、母の死後は普通の人生を歩んでいた。
ある時、恋人を会社の新人社員に寝取られたことをきっかけに、
逃げるように田舎に戻った多満子は、いまや赤字経営に転落した
卓球クラブを立て直すことになる。そのために全日本卓球選手権の
男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を目指すことになった多満子は、
クラブに通う落ちぶれた元プロボクサーの萩原とコンビを組むのだが……。
(映画.comより)

新垣結衣さん、瑛太さんのダブル主演に加えて、
オールスターキャストの宣伝の通り、豪華な映画でした!!

なのに!!なんかあるある展開とかで筆が進んでしまったので
横道逸れまくりの記事になってしまいました、すみません!!
とはいっても、結末含むネタバレにも触れていますのでご注意ください!

序盤の展開は結構キツイかもしれない

恐らくは福原愛選手の幼少期のオマージュなのか
泣きながら卓球をする主人公の多満子(新垣さん)の回想、
その後卓球を辞めてOLとして働くも卓球選手の彼氏を若い女に寝取られるし、
もう1人の主人公の萩原(瑛太さん)は工事現場で働いているのだけど
パワハラを超えた激しい職場イジメを受けているし、
多満子の父は知人の借金を肩代わりするし、卓球場は閑散としているし。
とにかく序盤は重々しくてキツすぎな展開が続きます。

そんな中で、徐々に分かち合っていく多満子と萩原。
お互いの傷を癒し合う友情以上恋人未満な感じが良い。


(C)2017「ミックス。」製作委員会/映画.comより

豪華過ぎるチョイ出しキャラ達

蒼井優さんが中華店の店員役で序盤からさらっと出てます。
あれ、蒼井さんか?と違和感を感じるくらいしか序盤は出てこない。

途中から卓球指導員にキャラが変わるのですが、
無表情で「チョレエエエエエエイ!」と叫びまくる演技、
無表情のままブチ切れ続ける演技。凄まじい熱量です。

そしてなんといっても、生瀬勝久さんがオネエ役で1分くらいの出演!
声で分かるけど、ゴツゴツのメイクだから気付かない人もいるのでは、
というくらいの衝撃でした。

異色なのでいうと、パリピなシーンでは本人役で
石川佳純選手とかも出ていた。かなり驚きです。

色々な人が出ていましたが、助演の広末さんやエンケンさん達も非常に良かった!
永野芽衣さんも憎たらしいあざとい女子が本当にうまい!


(C)2017「ミックス。」製作委員会/映画.comより

卓球場で始まるラブコメ漫画あるある

重々しく始まる序盤から強いて笑えるところを出すとすれば、
多満子が帰省時の電車で吐いてしまう現場に居合わせた萩原が介抱した事を、
2人はその件でやり取りしているだけなのに言葉の表現の絶妙さで
(出した、とか乗った、とか断片的な言い方をするから)
明らかに無理矢理エッチさせられたテイストの話みたいな言い回し
でその時を振り返っていて周囲に聞かれるというやつ。

漫画でお約束なこの誤解ありますよね。
そして漫画でお約束な、
転校初日にトラブルが起きた相手が転校先の同じクラスに来た同級生で

「あっお前はあの時の!!」
「あの時の変態!!」
「ちげえよ誤解だろ!」

的な、絶対実際には起きないよねっていうラブコメお約束あるあるが続いた感じです。

本編と関係ないあるある話をしてしまってすみません。
だけどもっとあるある話をしたいので…。

数々のトレンディドラマあるある

この作品は見事にトレンディドラマあるあるまでいくつもあります。

① 入ったレストランで偶然元カレに遭遇

元々その元カレの様子を見に来たシーンではあるのですが、
偶然レストランに元カレのグループがいた…。
しかもみんなで多満子の悪口を偶然言っているという。
そして、顔を隠して逃げようとしたらフォーク落としちゃって結局見つかるという。
この自分がいるところで悪口とか、その後見つかる感じとか、あるあるだな!!

② どうしてここが分かったの?レベルで元カレが待ってたりする

会社から空港まで一本道なの?というくらい
ピンポイントで携帯電話もなく探し人が見つかる、それがトレンディドラマ。
あれみたいなのがいくつか出てきます。
田んぼ道でピンポイントに通るとこに車停めて待ってたりとか。

まあ、「お父さんに聞いたらこの店にいるだろうからって」
っていう説明はあった場面もありましたけど。

③ 恋人が来た!だから仕事即日辞めまーす!!!いいのそれで社会人?

トレンディドラマの仕事関係あるあるといえば、

男「あっ、課長。なんすかその荷物まとめてるの……」
女性課長(主人公)「あっ…。ふっ、見つかっちゃったか」
男「もしかして、会社、辞めるんですか?」
女性課長「……みんなには黙っててね。そういうしんみりしたの、苦手だからさ」

って、まるでバックレかのように急に会社を辞めるってありますよね。
あれって引継ぎとかしなくていいのかよ!とか、
いやいやしんみりとかじゃなくて、普通に急に消えるなよ!とか思っていました。

あと、海外に転勤になり、空港で飛行機を待ってると恋人が来て海外行きをやめるとか。
周り相当迷惑かかってるから!!だがそれがトレンディドラマ。

あとは、働いているところに彼氏が来て、
抱きついてそのまま2人でどっかに行くという多分マジバックレなやつ。

で、今作のそんなトレンディ要素は、多満子が一度働き始めた工場を多分一度辞めて、
その後、終盤でまたそこで働き始める当日に萩原が迎えに来て、
抱き合ってキスしてそのまま職場を抜けて大会に行っちゃうっていう…。
つまりこれ入社初日バックレなんじゃないかな…とか思ってしまったやつ。
ちなみに萩原は一度現場を辞めて見送りされた後、最後にまたそこで働いていて
なんか元上司の上司になるというハッピーな感じになってました。

④ ドラマ全般あるある、大事な予定がかぶる

瑛太さん演じる萩原が中盤~終盤にかけて、かなり良い正社員の就職の話をもらい、
ただ面接日が日曜で卓球の全国大会の当日とかぶります。
もう、話をもらった時点で何故か予定をズラせない空気になってる。
しかも日曜日の面接という、就業中の人に配慮したと思いきや今回困るやつ。
別居中の奥さんと娘さんもすごく再就職を応援している!!!苦しい!!!!

さて、これもドラマあるあるですが、

息子/娘に絶対に応援に行くよ!と誓った運動会…

と自分の会社の大切な商品のプレゼン当日が思い切りかぶる!!!

→パターンGOOD版は、主人公の同僚たちがチーム一丸となって代わりにプレゼン、
自分は運動会に向かって走る展開。
パターンSOSO版は、着いたらもう終盤なんだけどちょっとだけ見る。
パターンBAD版は、運動会に向かうんだがとにかく全力疾走。
走る!走る!そして着いたらもう終わってる。悲しい。
とか、何故かこういう時だけ道が混んでるので途中でタクシー降りて走るとか。
パターン超BAD版は、自分が超昇進するか超最高ヘッドハントされるか、
という状況なのに運動会を取ってオジャンになる、
なんかハッピーエンドなんだろうけどモヤるやつ。

とあるあるを並べましたが(本当しつこくてすみません)

その「ちょっとあるあるがありすぎ!」な感じであるあるが並んでも、
綺麗に物語が始まりから終わりまで続いていく、って言う事が
まさしくエンターテインメントの世界なのかな。と思った次第です。

勿論、あるあるでいえば
「弱小チームがいきなり全国優勝」とかあるのですが、
今作ではミックス(男女ペア)の大会で最初の年はみんな初戦敗退、
クライマックスとなる翌年の大会も多満子、萩原ペアは決勝に行くも優勝ならず、
他のペアも全員初戦敗退という終わり方をします。

でも僕として優勝よりは全然それでいいような気がします。
多満子と萩原が決勝に行ったのも出来過ぎではなく、元天才卓球少女で
萩原も元プロボクサーで運動神経は元から高く、体力も劇中でもっとも鍛えている。

だけどそこで優勝はせず、それでもみんな前を向いてそれぞれ前に進むENDなので、
エンタメ作品としてはもっとも観る側の望むものになったのかなと感じました。

引きこもり高校生のキャラが終盤で出席日数足らずで退学?になってしまうのですが、
彼だけどう考えても現状打破無理だろ…と思ったら、主人公ペアの活躍で卓球クラブが注目されて
そこのクラブの事務局長的なポジションに就職するという5段飛びくらいのハッピーになってました。

ちなみに一番のツッコミポイントは

萩原が就職面接を受ける決意をするのだけど、
奥さん、娘さんが全力でスーツ選びなどを手伝ってくれたりしてるのに、


(C)2017「ミックス。」製作委員会/映画.comより

面接を控える中、かなり長い髪の毛とヒゲがそのまま。

事前の挨拶とかもラフな格好+ロン毛とヒゲのまま

さすがにここは…と思った面接当日、スーツを見つめる萩原。
ロン毛とヒゲの状態で。

ここだけちょっと、温度差が極端に出ちゃった!!

もういっちょツッコミ!!

萩原の現場にちょくちょく顔を出す多満子に対して、
ある時おちょくり半分で萩原の上司(トレンディエンジェルの斎藤さん)が
水のホースを2人にまき散らすんですけど。

そこに対して2人でリベンジで別のホースで水を掛けて笑うという、
まあいわゆる謎の青春シーンがあるんですけど、
この時のカットを含めたいくつかの多満子の写真を上司が最後くれるのですが、
明らかに斎藤さんが撮ったやつじゃない(ホースでバトルしてるから)写真とか、
これ超接写だよね的なブロマイドレベルの写真ばっかりで構図とかが気になった。

まとめ

もう本編どころかトレンディドラマとかトレンディエンジェルとか、
色々横道ばかりで本当に申し訳ありませんでした。

僕はトレンディドラマ世代じゃないのですが、再放送とかで観ていて
ツッコミを入れたくなる部分がいくつも見つかったので、
ついついこんな謎のあるあるブログになってしまいました。

でも、今更こんなん言ってもあれかもしれないのですが、
本当にエンターテインメントの作品として素直に面白い!!!
と言える良質な作品でした。

ガッキーの可愛さとまっすぐさが最高でした。


(C)2017「ミックス。」製作委員会/映画.comより

瑛太さんも、これぞ瑛太!!な笑顔と振舞いで、
個人的な瑛太ナンバーワンキャラともいえる魅力に溢れてました。

作品のテンポもいいし、演じられた皆さんがのびのびと
楽しく演じているんだろうなというのが強く伝わってきて、
2時間の作品なのにあっという間な感じでした。

卓球を通じて、何かに夢中になる事、
人生に失敗があってもやり直せばいいんだという事、
ポジティブな感情をたくさんもらえました!!!

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