映画【ブラック・スワン】精神にぐっと来るし、痛い描写が痛そう(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年7月1日

ブラック・スワン


(C)2010 Twentieth Century Fox/映画.comより

公開年:2010年
製作国:アメリカ
原題:Black Swan
監督:ダーレン・アロノフスキー
製作:マイク・メダボイ、アーノルド・W・メッサー
ブライアン・オリバー、スコット・フランクリン
出演:ナタリー・ポートマン、バンサン・カッセル
ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダー、他
レイティング:R15+

STORY
ニューヨークのバレエ団に所属するニナ(ポートマン)は、元バレリーナの母とともに、
その人生のすべてをダンスに注ぎ込むように生きていた。
そんなニナに「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってくるが、
新人ダンサーのリリー(クニス)が現れ、ニナのライバルとなる。
役を争いながらも友情を育む2人だったが、やがてニナは自らの心の闇にのみ込まれていく。
(映画.comより)

きつい。ずっときつい映画。
精神的に追い詰められてしまう感じの映画は、
観ていてずっと苦しい。もう本当、それしか言えない!!

結末含めてネタバレしております!

痛い描写が痛い

指を怪我して「アーーーオッ!」と言った後の傷とか、
背中を怪我して血が出てるところとか、
まあとにかくちょっとした怪我をしたシーンとかが、
すごくリアルに痛そうな感じに演出されています。
わかります?例えば指のささくれとか…あ、想像するのキツイんでやめます。

ビハインドプレッシャーみたいなやつかな

泣くほど嬉しい主役を射止めたニナですが、
ライバルの出現、降ろされる恐怖などでどんどんおかしくなる、
というのがこの話のメインの部分になっていきますので、
追われる者が感じるビハインドプレッシャーみたいな、
そういう恐怖の類なのかなと感じました。


(C)2010 Twentieth Century Fox/映画.comより

それが都合70分くらいあるので、観ている側はきつい!
ずっと恐怖の繰り返し、それが現実なのかニナの妄想なのか、
そのあたりも全然分からなくてきつい!!!

それでも夢って大事なんですね

どうしても欲しい主役の座。
そこには全てを賭ける夢があるから。
だから、この作品では「こっからハリウッド進出だ!」とか、
「お金持ちになるぞぉぉぉぉぉ!!!」とか、
そういう類の言葉は全然出てこないのです。
だからこそ、役を失った人は自暴自棄になり逆恨みもして、
役を勝ち取っても背後に怯えないといけなくなったり
次の候補者が出てきてしまうとその相手を憎むようにもなってしまう。

非常にその重々しさが全体に出ています。

そっちか!!そっちが刺されたのか!!ラスト

ニナの後半戦のライバルとなるリリー。キーパーソンとして活躍します。


(C)2010 Twentieth Century Fox/映画.comより

ニナは彼女の影に怯える一方、友情やレズビアン的な関係にもなったり、
何かと不思議な関係性が続きますが、終盤役を取られそうになり
リリーを勢いでガラス片で殺害!!!!!

そのまま、舞台本番に立ってしまうニナ。

が!!実はリリーでなく自分の腹を刺していたようで、
舞台の途中の時点で恐らく自身が死んでしまうと感じ涙しますが、
病院よりも舞台をやり遂げる事を決めて、迷いがなくなり
最高の演技を魅せ、そのまま満足して倒れるラスト。

執念、これぞ執念です!!!

救急車を呼ばれるが、視界がパーっと白くなっていくところから
恐らく彼女はこのまま死んだのでは?という声もありますが、
僕はそうではなくダンサーとして一皮むけて、
映画全体が暗い雰囲気だったところがそれまでのニナの心情で、
そこから思い切り変わったのではないか?と解釈します。
つまり、死んでない。そう思いたい。
満足いく演技が出来たにしてもここで終わるのは寂しすぎるから。

まとめ

ざっくりと書きましたが、はっきり言うと
R15+である必要性は感じませんでした。
残酷描写も、裸も全然ないですし、強いて言えば
ドラッグをやってしまうところ……かな…。

バレエについては全く分からないのですが、
それでも観れる、とにかく厳しい世界のノンフィクションのような映画。


(C)2010 Twentieth Century Fox/映画.comより

もう一回観たいかと言われれば、メンタル的に無理ではありますが、
ナタリー・ポートマンさんの美貌が際立つ作品なので
一度は観るべき、そう思うダンス未経験ト・ビターでした。

 

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