映画【DRAGONBALL EVOLUTION】最大のツッコミはふかふかのベッドで寝ていたアイツ(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年6月12日

DRAGONBALL EVOLUTION


(C) 2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama. DRAGONBALL TM & (C) Bird Studio / Shueisha, Inc./映画.comより

公開年:2009年
制作国:アメリカ
監督:ジェームズ・ウォン
製作:チャウ・シンチー
製作総指揮:鳥山明、ティム・バン・レリム
脚本:ベン・ラムジー
出演:ジャスティン・チャットウィン
エミー・ロッサム、チョウ・ユンファ
ジェームズ・マースターズ、田村英里子、他
レイティング:G

STORY
7つ集めればどんな願いでも叶うというドラゴンボールをめぐって、
永遠の若さを手にして地球制覇を企てるピッコロ大魔王と、悟空たちが激しい争奪戦を繰り広げる。
(映画.comより)

これまで観てきたハリウッド版『北斗の拳』とか、ハリウッド版『ストリートファイター』とか、
ハリウッド版『スーパーマリオブラザーズ』とか、色々ありますが…今回はそんな数々の衝撃作を超えた
なんか知らないけどやたら超評判の悪いドラゴンボールのハリウッド版をレビューします。

なんでレビューするかって?ツッコミどころが満載だからさっ!!
ネタバレをしていますのでご注意ください!

公式で自虐したらダメだとは思う

日本では自虐風のDVDのCMが流れていましたね。

亀仙人なのに亀を背負ってない!?


(C) 2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama. DRAGONBALL TM & (C) Bird Studio / Shueisha, Inc./映画.comより

とか。悟空にシッポがない~!?とか。

はっきり言ってしまうと、自虐にする事はちょっとした逃げかと当時思いまして。
期待外れ作品ですよー、すみませんー、っていうのじゃなくて、
せめて本気で、これがハリウッド版のDBだあああああ!体よ持ってくれ!!
みたいな、気合が欲しかったです。
オフィシャルトレーラーはかなり気合入っていた記憶があるんですけどね。

原作者も…

鳥山明先生もナニコレと評価している作品で、
うんまあ確かに、これはドラゴンボールのような何かでしかないよね。

鳥山先生だけはこれ、いくら厳しく書いてもいいと思うんです。
原作を色々改ざんされてしまって、えっこれ俺の漫画なの!?
ってなるのは想像を絶する衝撃だと思いますから。

それでも、DBという歴史的な名作の実写版、
という背景じゃなければ結構面白いアクション映画なんですけどね。
ただ、尺が短い中詰め込んでるから早足すぎてきつい。

そして脚本家も…

担当された有名な脚本家の方も後年、

「DBの事を知らないのに金に目がくらんで脚本を請け負った。
結果的にゴミを作ってしまった事を反省しています」

的な、凄まじい反省をしております。

そもそも、ドラゴンボールを題材にするのは無理がある

今作でなくても、まず無理。
青年編以降を題材にするのは厳しすぎる。

でも、今回題材になっているのは少年期なのです。
だから、レッドリボン軍とのやり取りとか中心にした冒険活劇なら
まあ面白…


(C) 2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama. DRAGONBALL TM & (C) Bird Studio / Shueisha, Inc./映画.comより

いけども!!ドラゴンボールはやっぱり実写化厳しいですよね。

どうやら子供たちには概ね?好評だったけど大人には不評だった、っていう事で
やっぱりDBをリアルタイムに楽しんだ世代からすると違和感が大きいのかと。

ジャケットの亀仙人の胴着も、ラストのかなり短い時間にしか着ないので、
正直コスプレ!な感じだし着なくて良かったかも。数分くらいだし。

ハリウッドver.できつい理由

亀仙人の亀ハウスが確かに孤立した感じではあるけど普通にNYの街並みっぽい中にあるとか、
うまい具合に現代のアメリカに適応させているんだけど、まず浮かんだのは、
悟空がいじめられっこの普通の学生(強いけど)、とかは言うまでもないけど、

ゴォクゥ!!ゴォクゥ!!GOKU!

と英語アクセントで呼ばれたりするところも一因なのかと思ったり。

ブルマがブゥマァ!的な感じなのはまだいいんですけど。

よく考えたら、昔観た『北斗の拳』のハリウッド版?のやつも、

ケェンシィーロォ!ケェンシィーーロォ!!!!
ってユリアが叫んでいて(しかも日本の女優さんがそのアクセントだったから尚更辛い)、
うーんって思った記憶があるので、やっぱりそこで醒めてしまうのかもね。

あと何故か、確実に日本じゃない感じの国で日本人同士が日本語でやり取りしてたり、
国の概念とかがちょっとあれかもしない。

だけど、ドラゴンボールじゃなけいと思い込めば面白いと思いますよ

以前触れた『ザ・キューブ』という邦題が勝手につけられた事で
日本の『CUBE』ファンがトラップに引っかかって観て全然違うじゃないか!とブチ切れ、
CUBEの名前の宣伝で一応日本で売り上げを出した以外に誰も得をしない映画がありましたが、
これもDBの名前でかなりの売り上げは出たはずだけど(原作使用料の方が上回りそうだが)、
DB関係なく観れたら面白いと思うんですよね。
DBの設定をいくつも説明しながらアクションとかSFとかラブストーリーとか展開していくので、
SFな感じのシーンも唐突に始まって終わるので、やっぱり90分くらいでDBの設定で色々やるのは難しいですね。
つまり、結局無謀って事だ…。

ウソだろ、絶対お前だろ、そしたら俺笑うけど!!

かなり駆け足でピッコロ大魔王を撃退した悟空。
ちなみに序盤で祖父の悟飯、終盤で師匠の亀仙人が亡くなってしまいますが、
ドラゴンボールで生き返したのは亀仙人の方でした。

そして、チチとのラブシーンと、その後なんかチチと対決する流れになり話が終了。

そのあと、まさかの全世界共通主題歌となった浜崎あゆみさんのEDテーマ
の途中で突然始まる料理シーン

おかゆ的な料理を作った女性が寝ている病人のところに持っていくが、
顔がなかなか映らないカメラワークだし、ラストに挿入されるって事は、
完全に今回敗北したピッコロ大魔王だよね…。緑だから目立つから映らないんだよね?

でも困るよ。その人寝ているの、ふっかふかのベッドだよ?
あの闇の権化、世界を滅ぼそうとするピッコロ大魔王ですよ。
そいつがベッドで寝てるなんてちゃんちゃらおかしいよ。

多くの方に馴染みのあるピッコロ(つまり、ピッコロさーんの方)も、
寝る時はあぐらで宙に浮いて寝てたりするんです。

それを、大魔王の方がまさか……

と思ったら、やっぱピッコロでした…。

極悪メイキャップのピッコロが、
布団をガッツリとかぶっておとなしく寝てました。

いやまあ、続編も制作予定とは聞いていたんだけど、もうちょっと色々ないかな。

例えば、次にベジータが出るなら、役者が決まってないにしても
どこかで暴れるサイヤ人スーツの奴のシーンが出てくるとか、
そういうのでいいと思うんです。
次回作の敵にピッコロ大魔王は、正直役不足すぎる。

ああ、ピッコロ大魔王がピッコロさーんポジションにそのままなるとしたら
それはそれできつい。顔が邪悪すぎるから

とにかく、個人的にはこの布団ラストが一番ダメでしたね。
まあ、一番爆笑してしまいましたけど。

そして伝説へ…

3部作の予定だった本作ですが、
しかも公開前はノリノリな感じで
「次は悟空が死ぬぜ!」
「ベジータ役のオーディションやっぜ!」とか話が出てたが、
ついぞ10年以上続編の情報は上がって来ず
当たり前か、と言わない!

最後に

僕が一番好きなDBシリーズの主題歌は影山ヒロノブさんの「僕達は天使だった」です。
セルゲームで悟空が死んでしまった後の頃の主題歌なので、
羽の生えた悟空が飛んでいくシーンのところは今でも涙なしで観れない素晴らしい歌です。
当時いじめられてて、あー来週もこの歌を無事に聴けるのかな、とか絶望的な気持ちで
毎日を過ごしていたっていうのもあるかもしれないので今でも色々な思いがこみ上げます。
……作品をこき下ろしすぎたのでいきなり過去のエピソードをぶっこんで
中和させようとしていました、すみません…!

 

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映画【DRAGONBALL EVOLUTION】最大のツッコミはふかふかのベッドで寝ていたアイツ(ネタバレ感想)」への2件のフィードバック

  1. ゲーム

    この映画、正直に言ってDBとして認めたくないですね、ドラゴンボール、神龍とキャラの名前以外、他の何処がDBに関係があるのでしょう?学校を通う悟空なんで、ありえない。

    返信
    1. Kent Bitter 投稿作成者

      >ゲームさん

      コメントありがとうございます。
      好意的に見れば、都会の学校に通ってちょっと小馬鹿にされていた悟飯の設定を悟空に生かしたのかも…と思うしか出来ないのが悲しいところです。
      また是非読みにいらしてください!

      返信

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