映画【ブリザード 凍える秘密】母の失踪をテーマにしたミステリー…いや、ヒューマン映画(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年5月29日

ブリザード 凍える秘密


IMDbより

公開年:2014年
制作国:フランス、アメリカ
原題:White Bird in a Blizzard
監督:グレッグ・アラキ
製作:パスカル・コーシュトゥー、セバスチャン・K・ルメルシエ
アリックス・マディガン=ヨーキン、パブリナ・ハトゥピス
出演:シャイリーン・ウッドリー
エバ・グリーン、クリストファー・メローニ
シャイロー・フェルナンデス、ガボリー・シディベ 、他
レイティング:G

STORY
1988年、女子高生キャットの母イブが突然の失踪を遂げる。
結婚以来ずっと専業主婦を続けてきたイブは単調な家庭生活に飽き飽きし、
変わった行動を取るようになっていた。精神分析医に通い始めたキャットは、
そんな母について医師に話す。3年後、故郷を離れ大学に通うキャットは、
久々に帰省して父や友人たちと再会する。
やがて彼女は、母の失踪について驚くべき真相を知る。
(映画.comより)

おっ、主人公は『ダーバージェント』シリーズ出演の
シャイリーン・ウッドリーさん!!でミステリーですか!!
序盤から住宅街や冬景色など綺麗で面白そうですね!

結末を含めたネタバレをざっくりと記載しています。ご注意ください!

まさかのシャイリーお色気連発に衝撃

シャイリーンさんについてですが、どうやらこの作品は
『ダイバージェント』の1作目と同じ年に公開されたみたいですが
まさかこの作品で複数回ヌードになるとは思わず衝撃を受けました。

まずは健全な感じに隣の家の少年と付き合うが、
そのうち彼が全くセックスをしてくれなくなり、
欲求不満が加速した結果として、派手な格好で倍以上も年上の刑事
(しかも母の失踪の担当刑事)の家まで行って
年齢を誤魔化して関係を持っていくなど、
17歳にして〇ッチ(ビでもエでもいい)な役柄でした。

だけど、彼女がやたらセックス依存症みたいなキャラなのですが
そのあたりは特に何も物語と関係しませんでした。
刑事と関係を持つから話に進展があるかと思ったけど、
捜査結果をちょっと聞くレベルだったし……。
でも、彼氏がしてくれなくなったのは伏線っちゃ伏線でした。一部。

だが、あんまミステリーではなさそう

ある日行方不明になった母。それを巡るミステリー。
のはずなんだけど、過去の回想が挟まったりするが
そこまでその失踪に重きが置かれていない。

時折、雪原みたいなところをキャットが彷徨い、
そこで母に呼ばれると、雪に埋もれた母が…。
というシーンが数回ありますが夢の中っぽい。
ホラー感もあまりなく、ファンタジー感が若干ある(気がする)。

その夢っぽい部分もそうですし、回想シーンに関しても
全裸で寝ている主人公キャットに対して母が〇ッチと毒づいたり、
急に母が部屋の外にいたり、という謎の行動が目立ち
まさかとは思うけど母が実際に元々いなくて
何かしら自分の行動に自分自身で戒めを行ってるのか?
とか、母は20年後くらいの自分がタイムスリップしたとか、
そういう自分自身のコピーだったりとかムネアツ展開あるかな?
と深読みをしてしまいます。
カウンセラーと話しているシーンも多いし余計に。


IMDbより

あとは、仲のいい友達とちょこちょこ会うのですが、
母の失踪の理由について、過去に友達が思った事を
3年後にキャットが「こうじゃないかな」って言って、
「えっ、それあたしが3年前に言ったけど……」

ざわ・・・  ざわ・・・

ざわ・・・

みたいになって、キャットは多重人格かな?
と思ったりするところもあって、
そこらへんがミステリー要素かな?

映画史上最高レベルの分かりやすい伏線

自宅の地下にこれまた分かりやすく巨大な冷凍庫があって、
母が行方不明、雪原に埋もれた母、全く足取りが掴めない警察、
となったらもうここの中にいるって思っちゃうよね?

しかも、
ただの冷凍庫なのに厳重に鍵が掛かっているし。

結論、やっぱり中におりました。

で、父親が逮捕されて、牢の中で自殺して……唐突に映画は終了。

動機が出るが、色々ブレたのであまり衝撃はない

どうやら動機については、妻が娘の彼氏と不倫してるのでは、
という風に父親は最初疑っていたのではないかと考えられてて。

まあ実際、母が娘の彼氏と初めて会った時に彼が無駄に半裸だったり、
ボディタッチしながら料理を一緒にしていたりというシーンがあり、
肝心の彼女とはその後キス以上の関係を望まなくなる、など
観てる側も、分かりやすいけどそうなのかな?と思う感じ。

が、結局オチとしてはまさかの、
彼×父親の不倫関係でした。

こんなに愛し合っていたのに

IMDbより

←にいる彼女より、最終的に→にいる父を愛してしまう

IMDbより

で、そのベッドシーンを見つけた母が狂ったように爆笑したので、
その勢いで父が殺してしまったというちょっと唐突なラスト。

が、これ終盤さらっと説明される中で駆け足で終わるのと、
父、母のそれぞれの言動が結構過激な感じで怖く、
半分主人公の成長物語みたいな感じでラストまで突っ走るので、
ぶっちゃけ真相とかがどうでも良くなっていた頃なので
あんまりこの真相に衝撃はない。
母が首絞められても爆笑を続けていた理由も分からず。

まとめ

やっぱりミステリーという括りにするのはもったいない感じでした。
ミステリーっぽさ、サスペンス要素、そのへんがほぼないかわりに、
主婦としての退屈さと老いを感じながら焦る様子の母だったり、
その母がいなくなった事でどう変わっていくかという主人公だったり、
全体的に「母がいなくなった日々」をテーマにしたヒューマン映画な感じでした。

ただ、家族の中にある些細な事でのすれ違い、わだかまり、
そういう部分が随所随所に辛いくらい丁寧に描写されていて
(ソース取って、というぶっきらぼうさに対してのギスギスとか、
これ手に入れたぞ!……いや、いらないけど。みたいなリアクションとか)
やっぱりそう考えると、家族の崩壊を描くヒューマン映画かな。

見どころは、少女だったり大人の女性だったり、
色々な顔を自然に見せてくる主演のシャイリーンさんの雰囲気!


IMDbより

という感じです!『ダーバージェント』シリーズ久しぶりに観返そうかな。

 

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