【パッセンジャーズ】あまりに上質で丁寧なホラー要素のあるサスペンス (ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年4月5日

パッセンジャーズ

(C)2008 PASSENGERS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
(映画.comより)

公開年:2008年
制作国:アメリカ
原題:Passengers (2008)
監督:ロドリゴ・ガルシア
製作総指揮:ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン
製作:マシュー・ローズ、ケリー・セリグ、ジャド・ペイン
脚本:ロニー・クリステンセン
出演:アン・ハサウェイ、パトリック・ウィルソン
デヴィッド・モース、アンドレ・ブラウアー
クレア・デュヴァル、ダイアン・ウィースト、他

STORY
突然の電話で起こされたセラピストのクレア(アン・ハサウェイ)は、
墜落した旅客機事故から奇跡的に生き残った5人の男女が抱える
トラウマ的なストレスを治療するため、担当のセラピストに命じられる。
クレアは大任にやる気を見せるが、生存者の一人、
エリック(パトリック・ウィルソン)は彼女のカウンセリングを拒否し……。

(シネマトゥデイより)

ケント・ビターでございます。
本当にすごく好きなサスペンス映画をご紹介いたしますが、
まずは本作の原題”Passangers”というタイトルの映画だと
「ハンガーゲーム」でお馴染みのジェニファー・ローレンスさんが
主演した2016年のSF映画とタイトルが同じですが別物です、2008年の映画です。
結末にも触れていますので、ネタバレご注意ください!!

サスペンス要素が強い序盤

作品のテイストとしては、序盤はヒューマンとサスペンスが混じった感じです。
飛行機事故から奇跡の生還を果たした人たちを相手に
セラピストのクレアがカウンセリングを行うところから始まります。

が、カウンセリングを行う場などに謎の男が出没したり、
カウンセリング患者がどんどん行方不明になっていきます。


(C)2008 PASSENGERS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
(映画.comより)

ラブストーリーっぽくなる中盤

患者の1人であるエリックと少しずつ仲良くなっていくクレア。
出会いの時は、全裸のまま気にせずクレアを部屋に通したり、
カウンセリングは自宅訪問がいいなーとねだったりお泊りリクエストしたり、
そういうところがクレア的には嫌だったのですが、
エリックの実直さや寄り添ってくれる優しさに段々惹かれていきます。


(C)2008 PASSENGERS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
(映画.comより)

2人は距離を近づけていきますが、そんな中でも
どんどん患者が消えていきます。

途中、この状況を怪しく思う患者の1人は、
「飛行機事故を起こした航空会社がミス隠ぺいの為に
生存者をどんどん殺しているんだ!!」と推理。

そして、急におかしくなる状況

どんどん患者が消えていく中で、
ついにクレアの目の前で患者が消えてしまい、
すごく甲斐甲斐しくクレアの身の回りを助けてくれている
隣人のおばさんも何故かエリックの名前を知っていたりと、
状況がおかしくなっていきます。

ここで、ついにエリックが気付きます。

謎が解ける瞬間の切なさ、そして涙のラスト

実はエリックを含め、患者はみんな事故で亡くなっており、
その死を受け入れられなかった患者が現世に残っていた。
そしてなんと、クレア自身もその飛行機に乗っていたのです。
だから、クレアも亡くなっていたのです。


(C)2008 PASSENGERS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
(シネマトゥデイより)

この衝撃の展開が分かった瞬間、どう終わりに持っていくのかと思ったら
そこから先が本当に泣ける流れになっています。

事故の前、その瞬間、実は隣人のおばさんは過去に亡くなっていた
クレアの叔母さんだった事、色々な映像が蘇ります。

ここのすごく丁寧に描かれている、「死を受け入れるラスト」は
是非観て頂きたい!!何回も観ていますが、毎回泣けます。

クレアとエリックが急速に飛行機で距離を近づけたところも流れますが、
もしかするとクレアの本当に理想としてた時間の流れで
エリックと自然に近づいていきたかった理想の日々がこの本編だったのかな、
と想像してしまい、とても感動しました。


Sony Pictures/Photofest/GettyImages
(シネマトゥデイより)

ちなみに、この謎の解明の部分については、
初見でも色々な細かなセリフとか動きとかで、
あ、もしかすると?とある程度の想像が出来そうな感じです。
(例えば、本来飛行機に乗っていないはずのクレアが
ビルの突風を受けて一瞬パニックになるとか、
高いところにのぼった時にめちゃくちゃビビるとか…
あ、それ僕もそうなんだけど、どうしよう…
サスペンスとかってネタが分かっちゃうと満足してしまうものですが、
この作品はネタが分かった上でその部分を意識して観れるだけでなく、
ラスト、メインのキャラは誰も出てこず
ずっとクレアが連絡を取りたかった喧嘩別れした姉がクレアの手紙を見つけ、
街の人々の様子を映して終わるところなどすごく綺麗な終わり方ですので、
2回以上観ても楽しめると本当に思います。


Sony Pictures/Photofest/GettyImages
(シネマトゥデイより)

一緒に成仏した2人が、向こうで一緒に過ごせていたらいいな、
と最後に本気で思ってしまった次第です。すごく好きな映画です。
あらすじをなぞるくらいだけのレビューですみませんでした!

 

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