映画【シュウカツ】実際の就職活動では面接官を論破しまくっちゃダメだよ!(ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年3月4日

シュウカツ[就職活動]


Filmarksより

公開年:2016年
制作国:日本
監督:千葉誠治
出演:桜田通、渡部秀、廣瀬智紀
横浜流星、戸谷公人、肘井美佳、他
レイティング:G

(Filmarksより)

STORY
カメラとテレビモニターを相手に面接に臨むことになった学生は……(『見えない相手』)。
内定を辞退させないと脅された就活生が、違法な誓約書へのサインを迫られる(『拡散』)。
就職を希望する会社に身辺調査をされた学生が、最終面接で際どい質問をぶつけられ……(『生き残り』)。
就活生が面接の控え室で出会ったライバルに揺さぶりをかけられ、さらにわなまで……(『控え室』)。
(シネマトゥデイより)

サスペンス系の映画を探していたら見つかった、就職活動をテーマにした映画です。
ネットの配信サイトのジャンルで調べると、ホラーは分かりやすくホラーが見つかりますけど、
サスペンスで調べるとヒューマンドラマあたりも混同される事もあるので、
これ就活ってあるし本当にサスペンスかなーと思って観始めたのですが、
70分ちょいのオムニバス形式だったのであっという間でした。
面接のあのイヤーな感じを思い出していたら淹れたコーヒーが冷めていたケント・ビターです。
もちろんネタバレも色々絡んでいきますので、宜しくお願いします!

1人目の面接から作品の雰囲気を感じ取れ!!

スタートは、面接場所に入ったらスマホが置いてあって、そこで面接官と面接をする。
モニターに面接官のオッサンは映っているけれど顔半分から下だけ。
しかも自己アピールの内容は「今からアイデアを語って下さい、それをネット生中継します」
という、めちゃくちゃなものでしかも、
合格者の1名は新卒なのにいきなりクリエイティブプロデューサー枠で採用されると。

今の世の中のネットの在り方、ネットとの付き合い方、
と言う部分を皮肉る内容のだったので、面白い!なるほどどう展開するの?と思ったら、
面接官のオッサンが煽りまくっている序盤10分、
ぶちギレた学生(新卒面接だけど髪長い)が論破しまくる5分、面接終了(辞退)。

で、次のキャラの面接に移る(違う会社っぽい面接)。

このへんでキャスト一覧の目を通して若い男性ばかりという事に気付く。
しかも2人目は横浜流星さんがメインキャラじゃないか…!!!

え…それって……
つまり、出演者イケメンばかりの特殊な映画なんじゃないか…!?
と急に不安になってくる。

どうしよう(だが停止ボタンを押さない)。

まあ結局、イケメン達をウフフと楽しむ映画じゃなかったので助かりました。

最初の2人の流れは、クリエイティブ性を求める無茶な面接だとか、
内定受諾をしないと次の候補者を探すための費用等々を請求すると脅したり(囲い込み)して、
そこに当初は学生側があわあわして、助けてーってなって、ある局面になると
「実はこれって〇〇ですよね?」と唐突に学生側がその裏側を指摘し始めて、
唐突に形勢逆転となり面接官側を言い負かして、最後に馬鹿にして辞退するという流れ。
(2人目は更にカイジの遠藤的なトラップが仕掛けられていたけれど、そこも突破)

そもそもこんな会社入りたいですかね

3人目は論破の流れは同じですがちょっと毛色が違い一番面白かったです。
そこは、最終面接前にその学生の本当の性格、表裏を知る為に
日常生活を細部までストーキングして気になる行動をつついてくる。
(おばあさんに電車で席を譲ってなかったとか、コーヒーをこぼした本を棚に戻したとか)
そんなイカれた会社、その時点で断りたいというところですが、
まさかの学生側が素晴らしい人格者すぎて、全部しっかり本当の理由を話して論破します。
おばあさんに席を譲ってないのは結局水掛け論っぽく終わったけれど、
買う前の本を読みながらコーヒーを飲んでいたら(TSUTAYAカフェ的な感じですかね)、
誰かにぶつかられてコーヒーが本にこぼれて、それを店員に言わず棚の一番下に戻して逃げた、
と糾弾された事に対して、
「コーヒーはそもそもあの時にはこぼれていない。
白っぽい汚れだからミルク系のはずで、僕はブラックしか飲まないから過去の他の客がやったもの。
戻した理由は、次の予定が迫っていたので急いでいてレジが混んでいたから店員にも汚れを伝えられず、
せめて誰にも間違って買われないように一番下に戻して夕方また戻ってちゃんと買いました」
と論破し、「えっ、そんな事を後からしてたなんて知らない」と戸惑う面接官に、
「18時過ぎです」「あ、うちの会社は18時が定時なので、その、家族がいる社員もいるので、
残業はあんまりさせないので…」と急にあわあわと言い訳をする面接官。
日常生活ストーキングの割に9-18時限定って!!
だが、「この本は、御社の事が書かれていた本なので、時間ギリギリまで是非読みたかったんです」
と買ってきてその日持ってきて見せるという好印象まで残すという学生側の完全論破。
最後に、入院した友人を巡る話になるのですが、そこはめちゃくちゃいい話で終わりましたので、
もしご興味を持たれたら是非観てみてください。
滅茶苦茶な面接を受けた学生ですが、その結果はとても良いものでした。

最後は、グループ面接待ちの男たちの会話。が実は!!!という内容です。


(C)2015「SHUKATSU」面接委員会/映画.comより

古市憲寿さん似の俳優さんが、人の精神をチクチクとつついてきます。
ここも論理バトルが繰り広げられますが、
何故かこのエピソードだけは完全なるホラーでした。
何故これを最後に入れた!3つ目のエピソードを締めにした方が良かったのに!

という感じで、基本1つの部屋で1対1で会話だけで進む流れなので、
集中して観ないとトピックが急に飛んだりしちゃうのですが、
上述のように短いので楽に観れて良かったです。

そして僕は新卒の就活時代を思い出すのです。
あの頃って、確かに説明を聞くとブラックまっしぐらな会社に、
それでも内定くれくれと突撃しまくったよなーと。

以上です!それではまた!

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