【カイジ 人生逆転ゲーム】藤原竜也さんのビールうめええ演技は酒飲みでなくても気持ちいい (ネタバレ感想)

投稿者: | 2019年2月26日

カイジ 人生逆転ゲーム


(画像は映画.comより転載)

制作年:2009年
制作国:日本
監督:佐藤東弥
脚本:大森美香
制作総指揮:奥田誠治
出演:藤原竜也、天海祐希、香川照之他
(映画.comより)

あらすじ
自堕落な日々を送る26歳のフリーター伊藤カイジ(藤原竜也)は、友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。
そんな彼に金融会社社長の遠藤(天海祐希)は、一夜にして大金を手にできる船に乗ることを勧める。
その船で奇想天外なゲームをするはめになったカイジは、人生を逆転するための命懸けの戦いに挑む。
(シネマトゥデイより)

本作品は、映画本編だけでなく原作についてもネタバレツッコミを行っていますので、
しかもかなりダラダラとカイジとの思い出を語っている部分もありきで、
原作を知らない方は全く楽しめない記事かと思います…大変申し訳ありません。

まず、タイトルですが、原作が
「賭博黙示録カイジ」「賭博破戒録カイジ」「賭博堕天録カイジ」です。
が、「賭博」ワードが問題になったかと思いますので、
デスゲームに巻き込まれたようなオリジナルタイトルになっています。

ちなみにアニメ版は「逆境無頼カイジ」というタイトルに変わっており、
パチンコ版は「弾球黙示録カイジ」(球を弾くから)で、
パチスロ版は「回胴黙示録カイジ」(リール回すから)です…。

カイジとの出会いといえば(早速映画と関係ない話かよ!)、
ヤングマガジンを毎週読んでいた時期、「カイジ」がEカード編というのをやっていて
「負けると鼓膜にドリルを突っ込まれる」という罰ゲームがあると知り、
視覚的にもヤバそうな耳に付けられた機械にビビり毎週カイジだけ読み飛ばしていました。
で、あるタイミングでヤンマガを開いた時にたまたまカイジが開いちゃって、
そしたらカイジが血まみれで、
「えっ、耳…マジかよ!最悪だよ!こんなグロいのかよ!」とカイジアレルギーになり、
その後弟が単行本を集め始めるまで避けていたケント・ビターです。
その後ドハマりしました。

前置きが長くて申し訳ありませんが、そのカイジの実写版です。

劇場公開当時、弟とレイトショーで観に行きましたが
途中の鉄骨渡編の光石研さんの演技にボロ泣きして弟にドン引きされました。

トピック① 藤原さんがカイジを演じるという事

藤原竜也さんがカイジかー。綺麗すぎるなー。
と思ったのですが、見た目だけ似てるというカイジよりも、
見た目好青年の、でもダメダメな感じをすごくうまく演出する藤原さんに脱帽。
特に圧巻なシーンといえば、原作でお馴染みのビールをおごってもらうシーンです。

「ありがてぇ…キンッキンに冷えてやがる…!!!!
うっわぁぁぁぁああああ!!!うんんんんんんめぇえええええええ
えええええええくまてきだ………うますぎる」

これを藤原ボイスで脳内再生して頂けたらと思います。
たまにここをモノマネしますが、「モノマネが大袈裟すぎる」と指摘を受けます。
いや、これはマジで超高いテンション+高い声なんですよ!
ちなみに「悪魔的だ」の部分だけ、テンション的に違うと思ったのか早足ですけど。

なんと藤原さんは役作りのため、
1か月ほど禁酒してからこのシーンに臨んだそうです。
だから、ノンアルコールビールとはいえ最高にうまかったらしいです。
是非観て頂きたい、迫真のシーンでした。

ラストもビールシーンはあります。レベルアップして屋形船で飲むのですが、

あああああああああ!
うんめええええええよぉぉぉぉぉぁくまてきだよぉぉぉぉ」

ここもまた、「悪魔的」の部分だけサラっとしていました。

トピック② 尺の都合上、仕方ないところもある

超高速「限定ジャンケン」
じゃんけんというシンプルなゲームを逆手に取り、
原作では「カード買い占め」などを使ったすごい心理戦である限定ジャンケン。
しかし、劇場版では尺がたったの16分しかない!
原作でのトイレタイム(トイレの個室にこもって方針の打ち合わせをする)
で戦略練り練りしたり、他チームの動向を1人ずつ順番に見に行く
(ちなみに個室に野郎が3人で入っているという、あからさまOrあっち系にしか見えない展開)
時間など全くなく、一斉に全体で
「いくぞーーー!」
じゃんけんっぽい!あいこでしょいっ!やったーーー!!
と、高速でみんな繰り返す。

ちなみにトイレタイムというのは、

限定ジャンケンだけでなく、Eカードでも、ティッシュくじでも、沼でも、17歩でも、
カイジは基本的にトイレで打ち合わせたり活路を見出したりします。
カイジがトイレに入ったら勝ちフラグ(毎回ではないが)かと思っています。

トピック③ 映画版独自の設定

キュウソネコカミさんの「NO MORE 劣化実写化」という分かりやすいタイトルの曲の歌詞で、
「どうして原作とは性別や性格を変えたり実写オリジナルキャラを追加したりするんですか?」
という、世の意見を代弁した部分があります。

今作については、遠藤という金融屋さんが天海さん演じる女性になります。
そもそもカイジでは、西尾というコンビニ店員(1話しか出ない)と、
美心というネタキャラ以外は女性が全く絡んでこないので、
(一度キャバ嬢が全身串刺しされるエピソードがあったけど、カイジは絡まない)
映画にする上でVシネじゃないんで最低限1人は必要なんだろうなーと感じた次第。
ただ、これはすごく良かった。天海さんの姉御キャラが、
藤原さんの情けない青年役のカイジとマッチしていてある意味きょうだいっぽかった。
これでどっちかの役者さんが別だったら、全く噛み合わなかった可能性が高い。


(C)2009 「カイジ」製作委員会
(画像は映画.comより転載)

香川さんも原作のトネガワいや利根川先生よりだいぶ若い設定ですが、
ファッキューでなくFXXK YOUを言わせたら超一級!!!最高でした。


(C)2009 「カイジ」製作委員会
(画像は映画.comより転載)

カイジ2には上記歌詞の最後にあたる「オリジナルキャラ」として、
吉高由里子さんが登場します(原作の石田さんというキャラの奥さんの設定を娘にした)。
またそれについては別途書きます。

私はアニメとか漫画の実写化はあんまりいい思い出が無い派ですが、
カイジについては非常に良かったと思います。題材がギャンブルだけど、見事なエンタメ映画!

トピック④ 映画全体的な真面目な感想

基本的にカイジの原作第一部「賭博黙示録カイジ」の「希望の船」「絶望の城」編をベースに、
第二部「賭博破戒録カイジ」の設定、展開の一部が盛り込まれて2時間なので、少々ハイペースです。
しかしながら、そのスピーディーさが良い方向にもたらしたなと思える部分が、
原作でつきまとう「借金返済のための命がけのギャンブル」という、
男しかいない中で終始ギスギスし、騙し合い、奪い合い、勝ちに行く!
…という全体的な絵面が暗いところが、うまい具合に昇華されていて面白かった!
藤原さんの演技も、カイジ本来の持っている暗さよりも、
情けなさみたいな雰囲気が強く出されていたおかげで
スピードある展開に全く違和感を感じさせずに魅了されました!

ここから先はオマケですが…

原作通りやって欲しかった展開「はいっ!!」
地下施設送りになったカイジは、毎日強制労働をさせられる。
1日の労働の終わり、流れ作業のように短時間で歩きながらシャワーを浴びるシーンがあります。
画像がなくて恐縮ですが、原作ではそこで
はいっ!」とシャンプーを手に出してくれる係員がいて、
(ちなみにシャンプーはワンプッシュしか出してもらえず、音はチュ…です)
そのシーンもやって欲しかった(映画版は普通にシャンプー渡されるだけ)。

小さいよ!このシナリオに触れて欲しかったとかまともな事を書け!

以上、ケント・ビターでした!
ちなみにカイジの中国版の実写映画があるのですが、タイトルは
『カイジ 動物世界』だそうです。観てみたいわ!

ブルーレイのカイジ。つまり、綺麗なカイジの綺麗なやつ。

初回盤のDVDがライブ映像で、
主題歌の「It’s all too much」と挿入歌「Never say die」が入っています。
入ってるのライブバージョンだけど。ライブ映像だから。

HOW CRAZY YOUR LOVE(初回生産限定盤)(DVD付)

出た、名言「金は命より重い」のTシャツ……
私の持っている「バジリスク甲賀忍法帖 人別帖Tシャツ」より
外に着ていくのに勇気がいる。

そういえば、劇場に観に行った時は色々なグッズが出ていたけど、
たしかほとんどが実用性という部分でうーんだったので、
限定ジャンケン関係の何かを買った記憶しかない。

それではまたいつか後篇について書きます!!

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